Tag archives for 人文科学 - Page 2

研究成果

仔犬の骨はおっぱいの夢を見るか? – 古代プロテオミクス分析による1000年前の乳タンパク質の検出

遺跡からは、数百年からときには数百万年もの長い時間を経た、さまざまなモノが発掘されます。そうした昔のモノには、DNAやタンパク質などの古代分子が意外にも残っていることが、最近の研究によって明らかにされ… この記事を読む
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「分析哲学」の使命は”論理の明晰化”にあり – 『フィルカル』編集長・長田怜氏

分析哲学という分野をご存知だろうか。アメリカやイギリスなどの英米圏では、哲学といえば分析哲学のことを指すほどメジャーな分野になっている。日本でも研究が盛んに行われており、3年前には若い世代の研究者が中… この記事を読む
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人文・社会科学の「よりよい研究評価」とは – 欧州の事例から課題を析出する

「質の評価」から「質のモニタリング」へ 日本の研究環境は、運営費交付金などに代表される一般大学資金から、科学研究費補助金(科研費)やプロジェクト/プログラム型資金のような競争的研究資金(直接政府資金と… この記事を読む
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大学はもう死んでいる?- 東京大学・吉見俊哉教授

都市論や文化研究を専門とする東京大学・吉見俊哉教授。大学の現状に危機感を抱いた吉見教授は、大学を再定義すべく、その壮大な歴史をたどる『大学とはなにか』(岩波書店、2011)を著した。その著書によれば、… この記事を読む
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宗教から読み解く”皮膚感覚”のイラン – 東京外国語大学・村山木乃実氏

イランという名前を聞いたとき、なにを思い浮かべるだろうか。中東の経済大国、反米、シーア派、核開発……。いずれもニュースでよく目にする言葉だ。しかし、それらの言葉では掴みきれていない「イラン」があるので… この記事を読む
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人はなぜ「音楽」をするのか? 文化人類学からのアプローチ – 東京大学・土田まどか氏

クラシック音楽からロック音楽、コンサートから駅メロまで、音楽は日常のなかにあふれている。しかし、そもそも人はなぜ「音楽」をするのだろうか? この根本的な問いに文化人類学の立場から研究しているのは、東京… この記事を読む
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新潟から「日本酒学」でうねりを生み出す! – 新潟大学日本酒学センターの挑戦

新潟大学で今年から開講した講座「日本酒学(sakeology)」をご存知だろうか。日本酒の文化、日本酒と健康、日本酒と農業……、というように、日本酒の裏に隠れているさまざまな事象を体系的に学び、日本酒… この記事を読む
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陶片から伊万里の流通を探る – 中南米からアフリカまで

歴史の欠片 私はこの数十年、陶磁器の欠片ばかり見てきました。陶磁器を焼いた窯跡で失敗して捨てられた欠片、運んでいた船とともに沈んだ欠片、それらが波によって浜に打ち上げられた欠片、そして、街中に埋もれた… この記事を読む
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現代若者の辛味嗜好性 – ワサビが嫌いで何が悪い?

ワサビ(Eutrema japonicum)は日本でうまれた栽培植物です。鮨、刺身、蕎麦に欠かせない薬味として日本の食文化に深く根付いてきました、ところが、若者のあいだでワサビ離れが指摘されています。… この記事を読む
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かたひじはらない法哲学者、スナック研究に挑む – 首都大学東京・谷口功一教授

  今、密かにスナックブームが起きている。その火付け役となったのが、芸人で全日本スナック連盟会長でもある玉袋筋太郎さん、そして、首都大学東京で法哲学を教える谷口功一教授だ。日本に約10万件も… この記事を読む