Tag archives for 発達

研究成果

身体の中の感覚に気づきやすい人は、表情模倣が起こりやすく他人の視線にも敏感か? – 内受容感覚と社会性の関係

身体の中の感覚に気づくことの役割 私たちは、「お腹が空いた」、「心臓がドキドキする」、「胃がムカムカする」など、身体の中の感覚を感じて日常を過ごしています。このような身体の中の感覚を「内受容感覚」と呼… この記事を読む
研究成果

赤ちゃんの知覚は老人と似ている? – 運動知覚の発達過程を探る

私たちは皆、赤ちゃんだったときの記憶を持っていません。したがって、赤ちゃんのときにどのように外の世界が見えていたのかを覚えている人はいません。赤ちゃんが見ている世界は、私たち大人と変わらないのでしょう… この記事を読む
研究成果

脳の回路はどう作られる? – 赤ちゃんマウスの神経回路発達プロセスを直接観察

赤ちゃんは日々驚くべきスピードで成長し、毎日違った表情を私たちに見せてくれます。ついこの前までベッドの上で寝転んでいただけだったのに、ふと気づいたら、這って、立って、歩いて、話して……。こうした行動は… この記事を読む
研究成果

難治性乳幼児てんかんの原因遺伝子を発見 – その病態形成メカニズムに迫る

難治性乳幼児てんかんとは てんかんは最も頻度が高い神経疾患のひとつであり、およそ1000人に6~8人がてんかんに罹患しているといわれています。特に乳幼児期に発症する早期発症型てんかんは、難治性であるこ… この記事を読む
研究成果

なぜ哺乳類と鳥類は大きな脳を進化させることができたのか? – ビッグデータが解明する脳サイズ進化の謎

脳サイズ進化の謎 ヒトを含む哺乳類と鳥類は、同じ大きさの魚類や両生類と比べておよそ10倍~20倍大きな脳を持っています。哺乳類と鳥類のなかに高い学習能力や社会性を持つ動物が多く見られるのは、このように… この記事を読む
研究成果

神経細胞の軸索輸送は、たくさんの分子モーターで運ぶお神輿輸送だった!

軸索内の小胞輸送 私たちの体を構成している細胞の中では、人間社会のようにさまざまなタンパク質が役割分担して働いています。たとえば細胞内は道路である微小管が張り巡らされ交通網が発達しており、物質は小胞と… この記事を読む
研究成果

鱗食魚の利きはいつ、どのように獲得されるのか? – 生得的要素と学習効果がカギ

あなたは右利きですか? それとも左利きですか? 文字を書いたり、ボールを投げたり、ハサミを使ったり。主に使う手は決まっていることでしょう。これだけ身近な現象にも関わらず、ヒトの利き手には多くの謎が残さ… この記事を読む
研究成果

植物の種子は隣が何者か知っている – 種子による周辺環境の把握は想像以上に巧妙だった

情報の統合処理とは? 私たちが生きる世界は、情報で溢れています。私たちは、食物を獲得し、外敵から逃れ、配偶者を得て繁栄するために、必要なときに必要な情報を利用する能力を進化させてきました。過酷な環境で… この記事を読む
研究成果

根を切るともっと根が出る仕組みを解明 – やっぱり植物はたくましい!

植物のたくましさ 道ばたの草木を見たとき、「たくましい」と感じたことはないでしょうか。当然、植物は「動かない」生きものであり、何らかの災厄から移動して逃れることはできません。草木はそのような災厄(スト… この記事を読む
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植物が緑になるか否かはどう決まる? – 根で葉緑体の発達をコントロールするしくみ

動物と植物の違いは? 動物と植物の違いはなんでしょうか? 小さな子どもに説明するなら、動き回ってなにか食べるのが動物、じっとしていて食べないのが植物、ということになるでしょう。ただ、サンゴのように動か… この記事を読む
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