Tag archives for 認知科学

研究成果

「ワクワク感」を可視化する技術 – 消費者の”生の声”を脳波で定量化

感性の定量評価への社会ニーズ 工業製品や食品などの検査や評価においては、人間の五感を用いて判定する「官能評価」という方法が用いられています。これまでの官能評価は開発者や評価者の主観評定による手法が主で… この記事を読む
研究成果

赤ちゃんの知覚は老人と似ている? – 運動知覚の発達過程を探る

私たちは皆、赤ちゃんだったときの記憶を持っていません。したがって、赤ちゃんのときにどのように外の世界が見えていたのかを覚えている人はいません。赤ちゃんが見ている世界は、私たち大人と変わらないのでしょう… この記事を読む
研究成果

音階が言葉に聞こえる – 脳から見る絶対音感と言語の関係

日向坂46と絶対音感 今年リリースされた日向坂46の『ドレミソラシド』という曲が、絶対音感を持つ人のあいだで話題になっています。「ド、レ、ミ」という歌詞なのに、メロディーの音高が「ミ♭、ファ、ソ」なの… この記事を読む
研究成果

油脂の味は6番目の基本味か? – “脂肪酸を感知する神経”とその役割を探る

「油脂の味覚」の衝撃的な実感 ある日、筆者はいつもと同じラーメンを注文しました。ただ、その日だけはダイエットのために「油なしでお願いします」と言い添えました。すると、やってきたものはいつもとはまったく… この記事を読む
研究成果

日本人の基本6感情の表情は「エクマン理論」に従うか? – 人工知能を用いて検証

表情研究における「普遍的な表情」への疑問 表情は他者とコミュニケーションをはかるうえで重要な社会的信号です。感情と表情に関する研究をいち早く行ったエクマン博士のグループは、西洋文化圏から隔絶された文化… この記事を読む
研究成果

脳の性別とは? – ニューロンの性差をつくる仕組みを、ショウジョウバエから探る

こころの性差の根源を求めて 女は男を好きになり、男は女を好きになる、これが一番月並みな恋愛のかたちですが、同性を好きになる人も少なからずいます。また、自分のからだの性別が、気持ちのうえでの性と違ってい… この記事を読む
研究成果

気相中のニオイ分子を検出する細胞パネル – 嗅覚のはたらきに迫る!

ニオイセンサーとしてはたらく嗅覚受容体 嗅覚受容体は生物のニオイセンサーとしてはたらくタンパク質です。主に、鼻の中にある嗅神経細胞の細胞膜に存在し、嗅覚受容体が環境中のニオイ分子と結合すると、細胞内に… この記事を読む
研究成果

柑橘系のにおいを嗅ぐとオレンジ色を記憶しづらくなる? – 嗅覚と視覚の不思議な関係

ヒトの嗅覚は犬など他の動物より感度が低いといわれますが、とはいえ「におい」が私たちの生活に及ぼす影響は少なくなく、見た目の印象がにおいによって変わることがあります。たとえば、レストランでメニューの写真… この記事を読む
研究成果

嘘をつくときのサイコパスの脳とは? – 脳活動測定で探る!

平然と嘘をつくとされるサイコパス サイコパスは反社会性パーソナリティ障害に分類され、感情・良心・罪悪感が欠如し、冷酷でエゴイズムであるという特徴が指摘されています。中には、口が達者で表面的には魅力的な… この記事を読む
研究成果

脳が教えてくれた、英語を聞きとるときの男子と女子の違い

第二言語は如何にして習得されるか 第二言語の習得には大きな個人差が見られます。なぜこのような個人差が生じるのかを明らかにすることは、第二言語習得研究の中心課題のひとつです。第二言語習得研究では、アメリ… この記事を読む
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