Archives for 研究コラム

研究コラム

自食作用「オートファジー」の新たな役割 – 壊れた葉緑体は細胞内のリサイクル工場へ

植物の光合成装置「葉緑体」 道端で、花壇で、あるいは田んぼや畑で、私たちが日常的に目にする植物ですが、彼らがどのように生き育っているかご存知でしょうか。大半の植物は、土壌に張った根から栄養分を吸収し、… この記事を読む
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「生体内合成化学治療」 – 体内の狙った部位で薬を現地合成して治療する

有機合成化学の新しい可能性:薬を現地合成する? 有機合成化学の分野では、日々、効率的な反応が開発されています。一方、最先端の反応を体内で使用して、生体機能を操ったり、病気を治療しようとする試みは現状で… この記事を読む
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認知症の一種「前頭側頭葉変性症」の発症メカニズム – なぜ神経変性疾患の治療は困難なのか

これまでにメディアで「社会的地位にあった人が痴漢で逮捕」とか「立派な家がいつの間にかゴミ屋敷に」などのニュースに接したことがある方は多いかと思います。でも、こうした事件のなかには前頭側頭葉変性症(FT… この記事を読む
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「教え」、「気遣う」赤ちゃん – 1歳半児は相手の知識や注意状態を踏まえてコミュニケーションする

コミュニケーションと他者の「こころ」 わたしたちは、他者との関わりのなかで生きています。周囲の人の知覚状態(どこを見ているか)や知識状態(何を知っているか)を適切に認識したうえで、その人(たち)の行動… この記事を読む
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好きなものに目が向くのか、目を向けたものを好きになるのか – サッカー好きな人で検証

好きなものにはつい目が向く? 目を向けたものを好きになる? 我々はしばしば「好きなものにはつい目が向く」と言います。しかしながら逆に、「目を向けたものを好きになる」こともあると過去の心理学研究は示して… この記事を読む
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プレート境界からの「水漏れ」が深部低周波地震を抑制? – 西南日本の高精度地震波解析で明らかになったこと

西南日本の深部低周波地震 西南日本は、その下にフィリピン海プレートが沈み込み、1944年東南海地震や1946年南海地震のようなプレート境界巨大地震が過去に何度も発生し、大きな被害を受けてきました。これ… この記事を読む
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謎多き稀少動物「キューバソレノドン」の研究最前線 – 従来の説を覆す!

キューバソレノドンとは? キューバソレノドンは、真無盲腸目のソレノドン科に属している頭胴長30cm、体重500〜800グラム程度の哺乳動物です。真無盲腸目とは聞き慣れない言葉かもしれません。この分類群… この記事を読む
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和歌山県・白浜沖に秘められた生物多様性 – 未知の種が10種以上見つかる

  生物多様性とは? 生物多様性とは、砕いていえば、「この地球上にどのような生物がいて、それぞれがどのように関係しているか」ということを表す用語です。生物多様性には、遺伝子(種内)の多様性、… この記事を読む
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南極産の菌類で酒造り!? – 極限環境を生き抜く菌類の魅力

  南極にも菌類が住んでいる 「南極」と聞くと、年中、氷と雪に覆われた白銀の世界と想像する人も多いでしょう。私自身も南極の菌類を研究する前までは、そのように考えていました。実際に南極大陸の約… この記事を読む
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“怖さ”をコントロールする脳活動 – 過剰な恐怖記憶を防ぐ脳内ブレーキメカニズムとは

  嫌な記憶 - 過ぎたるは猶及ばざるが如し 日常生活において、不快感や恐怖をもたらす出来事は私たちにとってストレスとなりますが、このような嫌な体験を記憶することによって、私たちは事前に危険… この記事を読む