Tag archives for 生物学

研究コラム

脳の性別とは? – ニューロンの性差をつくる仕組みを、ショウジョウバエから探る

こころの性差の根源を求めて 女は男を好きになり、男は女を好きになる、これが一番月並みな恋愛のかたちですが、同性を好きになる人も少なからずいます。また、自分のからだの性別が、気持ちのうえでの性と違ってい… この記事を読む
研究コラム

酵母の巧妙なフェロモン認識システム – 曖昧さが進化の鍵!?

動物から微生物まで多くの生物では、「性フェロモン」という物質を使って、異性に存在を知らせ交配しています。そのため、何らかの原因によりフェロモンもしくはその受容体タンパク質が遺伝的に変化すると、これらの… この記事を読む
研究コラム

精子はどのように作り続けられるのか? – 実験と数理モデルからわかった、精子幹細胞による資源の奪い合い

ヒトを含むほ乳類のオスは生涯にわたって精子を作り続けますが、なぜ作り続けられるのでしょう? ヒントは「精子幹細胞」にあります。 1日に数十億の精子がつくられる精巣の中身 私たちは、マウスを用いて精子が… この記事を読む
研究コラム

鳥の種まき追跡! – 3年間の大規模調査で探る、森の果実の量と種のゆくえ

植物と動物の共生関係 - 周食散布とは? 固着性の植物にとって、種子散布は貴重な移動の機会です。植物の多くは、動物に種子を散布してもらっています。動物による種子散布でよく見られるものが「周食散布」です… この記事を読む
研究コラム

被子植物が2組のカップルを正確につくるための、男女のやりとり – 「重複受精」の新たな因子を探る

人の生活と重複受精との関わり 私たちが日ごろ食べている野菜や果物、穀物、そして目を楽しませてくれる花々は、どれも生活にとても身近な植物です。これらの大部分は、植物のなかでも「被子植物」に分類されます。… この記事を読む
研究コラム

森の未来は菌だけが知っている – 森はどのように成り立ち、遷移していくのか

土のなかには、私たちがかつて想像もしなかった微生物の世界が広がっています。その目に見えない微生物たちがつくりだすネットワークは、私たちが普段目にしている地上の世界をも変えてしまう、驚くべき力を持ってい… この記事を読む
研究コラム

ヤンバルクイナの無限分裂細胞を樹立!- 絶滅危惧鳥類の研究を進めるために

培養細胞は「細胞老化」が避けられない これまで培養細胞は、創薬研究や病気に関する研究をはじめ、実にさまざまな研究に利用され、我々の生活に大きく貢献してきました。培養細胞を使うことで、生体(生きている動… この記事を読む
研究コラム

植物は葉緑体に貯えた「たくさんのDNA」を自己分解してリン栄養を得る – 細胞内共生から生じた生存戦略

植物のDNAとリン栄養の関係 植物は葉緑体で行われる光合成によって大気中の二酸化炭素から有機物を作りますが、窒素(N)やリン(P)、カリウム(K)などの養分は、ヒトや動物のように外部から吸収して利用し… この記事を読む
研究コラム

精子はどのように卵を見つけるか? – ホヤが受精するときの繊細な認識機構

精子の走化性 ヒトをはじめ多くの動物は性を持ち、雄由来の精子と雌由来の卵とが受精という融合をおこすことによって新しい世代を生み出します。その過程で精子は卵を探す必要がありますが、精子は雄の体外に出ると… この記事を読む
研究コラム

海水魚の浸透圧調整物質は水中で水素結合しない? – 分子シミュレーションと実験から探る

海水魚の浸透圧調節物質とは? 海水は程度の塩分を含んでおり、その濃度は一般的な生物の体液(たとえば人体では)よりも高いため、海水中に生物の細胞が存在すると、そのままでは塩が野菜に浸透して漬物ができるよ… この記事を読む