Tag archives for 生物学

研究コラム

森の未来は菌だけが知っている – 森はどのように成り立ち、遷移していくのか

土のなかには、私たちがかつて想像もしなかった微生物の世界が広がっています。その目に見えない微生物たちがつくりだすネットワークは、私たちが普段目にしている地上の世界をも変えてしまう、驚くべき力を持ってい… この記事を読む
研究コラム

ヤンバルクイナの無限分裂細胞を樹立!- 絶滅危惧鳥類の研究を進めるために

培養細胞は「細胞老化」が避けられない これまで培養細胞は、創薬研究や病気に関する研究をはじめ、実にさまざまな研究に利用され、我々の生活に大きく貢献してきました。培養細胞を使うことで、生体(生きている動… この記事を読む
研究コラム

植物は葉緑体に貯えた「たくさんのDNA」を自己分解してリン栄養を得る – 細胞内共生から生じた生存戦略

植物のDNAとリン栄養の関係 植物は葉緑体で行われる光合成によって大気中の二酸化炭素から有機物を作りますが、窒素(N)やリン(P)、カリウム(K)などの養分は、ヒトや動物のように外部から吸収して利用し… この記事を読む
研究コラム

精子はどのように卵を見つけるか? – ホヤが受精するときの繊細な認識機構

精子の走化性 ヒトをはじめ多くの動物は性を持ち、雄由来の精子と雌由来の卵とが受精という融合をおこすことによって新しい世代を生み出します。その過程で精子は卵を探す必要がありますが、精子は雄の体外に出ると… この記事を読む
研究コラム

海水魚の浸透圧調整物質は水中で水素結合しない? – 分子シミュレーションと実験から探る

海水魚の浸透圧調節物質とは? 海水は程度の塩分を含んでおり、その濃度は一般的な生物の体液(たとえば人体では)よりも高いため、海水中に生物の細胞が存在すると、そのままでは塩が野菜に浸透して漬物ができるよ… この記事を読む
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気相中のニオイ分子を検出する細胞パネル – 嗅覚のはたらきに迫る!

ニオイセンサーとしてはたらく嗅覚受容体 嗅覚受容体は生物のニオイセンサーとしてはたらくタンパク質です。主に、鼻の中にある嗅神経細胞の細胞膜に存在し、嗅覚受容体が環境中のニオイ分子と結合すると、細胞内に… この記事を読む
研究コラム

花の性別で蜜に住む微生物が変わる?! – 雌雄がほかの生きものに与える影響を探る

花の蜜に住む微生物の世界 花の蜜にはさまざまな微生物が住んでいます。蜜には糖類などさまざまな化学物質が含まれるため、多くの微生物種には本来住みづらい環境と思われ、しかも、蜜は花が咲いたときのみに現れる… この記事を読む
研究コラム

テントウムシの斑紋パターンはどう決まる? – ひとつの遺伝子が多様な斑紋をつくる仕組み

ナミテントウの斑紋はメンデルの法則に従う テントウムシは世界で6,000種、日本で180種が同定されており、種によって決まった斑紋をもちます。なかには斑紋多型とよばれる同じ種であっても遺伝的に決まった… この記事を読む
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視覚進化の新モデル – 哺乳類が失った”ピノプシン”からたどる脊椎動物の暗所視と色覚

眼と視覚の進化 動物にとって、眼から得られる視覚の情報は外界の変化をとらえるうえで非常に重要です。特にヒトでは、周りから得られる感覚情報の多くが視覚を通じて得られるといわれ、脳の約半分が視覚の情報処理… この記事を読む
研究コラム

ウイルス”再発見” – 海水から探るその新たな生存戦略

病気を引き起こさないウイルスは見過ごされてきた 皆さんは「ウイルス」についてどのくらいご存じでしょうか。ウイルスは、出血熱、下痢、腫瘍、風疹などさまざまな感染症の病原体としてよく知られています。冬に猛… この記事を読む