Tag archives for 社会学

研究成果

個性的な名前は40年間にわたって増加している – 日本の名前研究を進めることの難しさとその解決方法

本稿では、地方自治体の広報誌に掲載された、1979年から2018年に生まれた新生児の名前を分析し、40年間にわたって、個性的な名前の割合が増加していることを明らかにした論文を、領域外の方にも理解してい… この記事を読む
研究成果

ジェンダーの視点から「アイドル」文化を考察することを通じて

「アイドル」とジェンダー 日本のメディアにおいて「アイドル」的な存在があらわれはじめたのは1970年代と言われています。この時期に、テレビのオーディション番組や歌番組、アイドル雑誌といったコンテンツに… この記事を読む
研究成果

日本は「純度100%」を求めがち? ー 東京大学・仁平典宏准教授【後編】

インタビュー前編では、東京大学・仁平典宏准教授がボランティア言説の歴史を研究するにいたった経緯と明治から戦中までのボランティア言説の歴史についてお聞きした。続く後編ではさらに戦後から現在までのボランテ… この記事を読む
研究成果

「冷笑的な私」はどこから?ボランティアの歴史からたどる ー 東京大学・仁平典宏准教授【前編】

昨年、メディアを賑わせた東京オリンピックのボランティア動員問題。ボランティアにはたとえ本人がそれを良心で行なっているとしても、その動機や結果に批判や冷笑の目が向けられるジレンマがつきまとう。似たことは… この記事を読む
お知らせ

【研究キャリアの生かし方 #2】”社会科学の力”を”社会の力”に – Sansan データサイエンティスト・前嶋直樹氏

今回インタビューするのは東京大学の博士課程で社会ネットワーク理論を研究する前嶋直樹さん。大学院で研究を続ける一方で、クラウド名刺管理サービスを提供するSansanにて、機械学習や画像処理などのエンジニ… この記事を読む
研究成果

人文・社会科学の「よりよい研究評価」とは – 欧州の事例から課題を析出する

「質の評価」から「質のモニタリング」へ 日本の研究環境は、運営費交付金などに代表される一般大学資金から、科学研究費補助金(科研費)やプロジェクト/プログラム型資金のような競争的研究資金(直接政府資金と… この記事を読む
研究成果

大学はもう死んでいる?- 東京大学・吉見俊哉教授

都市論や文化研究を専門とする東京大学・吉見俊哉教授。大学の現状に危機感を抱いた吉見教授は、大学を再定義すべく、その壮大な歴史をたどる『大学とはなにか』(岩波書店、2011)を著した。その著書によれば、… この記事を読む
研究成果

どのようなキャリアを歩む人が結婚しやすい/しにくいのか? – 継時的なデータ分析で明らかにする

変容するキャリアと家族形成 ここ数十年で、日本も含め先進諸国において家族形成と雇用をめぐる環境は大きく変化しました。第1の変化が、未婚化・晩婚化です。日本では、1985年から2015年にかけて生涯未婚… この記事を読む
研究成果

飲み放題は大学生の飲酒量を増やすか? – アルコールと上手に付き合うために

飲み放題では飲みすぎてしまう? みなさんは、飲み放題のサービスを利用したことがありますか? 日本で有名なレストランガイド「食べログ」で検索すると約34%の居酒屋が飲み放題サービスを提供していることがわ… この記事を読む
研究成果

SNSの使用状況と育児中の孤独感 – お母さんの幸せがみんなの幸せと思える社会に

孤独な育児 今年9月、出産後1年未満のお母さんの死亡の原因で最も多いのが自殺であるという、とてもショッキングなデータが国立成育医療センターから発表されました。本来ならかわいい赤ちゃんが生まれ家族や友人… この記事を読む
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