Archives for 研究成果 - Page 36
京都大学所有の無人島「畠島」での半世紀にわたるウニ類の継続調査からわかったこと
京都大学・畠島実験地 畠島は、紀伊半島の田辺湾に位置する京都大学瀬戸臨海実験所が管理する無人島です。島内には、岩礁・転石・砂泥地などの多様な底質が見られ、この島を一周するだけで田辺湾周辺の海岸生物相を… この記事を読む
川崎市を医療の”コンビナート”に! – 体内をナノマシンが巡回する「体内病院」の構築を目指すiCONM・片岡一則センター長
京浜工業地帯の中心として日本の産業を支えてきた神奈川県・川崎市。ここを拠点として今、世界が注目する日本発の新たな医療技術の研究開発が進められている。この取り組みを主導する川崎市産業振興財団・ナノ医療イ… この記事を読む
アミロイドβの蓄積を防ぐ遺伝情報の操作 – モデルマウスを使って保護的な遺伝子変異を探る
アルツハイマー病とは 認知症は超高齢社会である日本にとって身近な、そして極めて深刻な問題として存在しています。日本では400万人を超える認知症の患者さんが存在すると推計されており、みなさんも新聞やニュ… この記事を読む
脳が教えてくれた、英語を聞きとるときの男子と女子の違い
第二言語は如何にして習得されるか 第二言語の習得には大きな個人差が見られます。なぜこのような個人差が生じるのかを明らかにすることは、第二言語習得研究の中心課題のひとつです。第二言語習得研究では、アメリ… この記事を読む
キウイフルーツから探る「植物の性別」の進化
「植物の性別」と「キウイフルーツのオス・メス」 とつぜんですが、「植物の性別」と言ってもピンとこない方が多いのではないでしょうか? それもそのはず、植物(種子植物)のなかでオス・メスと明確な雌雄個体が… この記事を読む
舌だけではない! 体を守る味細胞 – 生体防御に関わる化学感覚細胞のマスター因子を発見
舌だけではない! 全身に分布する味(化学物質)を感じる細胞 私たちは食べ物を口に入れると味を感じます。味覚は、舌の味蕾に含まれる味細胞が味を呈する物質を検出して、その情報を脳の大脳皮質の味覚野に送るこ… この記事を読む
経済学で社会の「厚生」最大化を目指す – 香港科技大・川口康平助教授インタビュー
なぜ、東大入試の合否を「じゃんけん」で決めてはいけないのだろうか。コンビニでパスタを買うときに、なぜ「試験」が課されないのだろうか。私たちの身のまわりには、経済学の言葉でいうところの「メカニズム」がた… この記事を読む
微生物の生命活動を「金ナノ粒子」を使ってリアルタイムで評価する!
微生物の活性評価 お酒やヨーグルトなどに欠かせない微生物。一方、食中毒や感染症の要因となる微生物。私たちはさまざまな微生物に囲まれて生活しています。私たちの研究グループでは、微生物を検出する研究を行っ… この記事を読む
食べる意欲や我慢は、無意識に働く脳活動と関係するか – 脳磁図実験で探る!
ひとは無意識のうちに行動の意思決定をしている 医師 「○○さん、血糖値が最近上がってきましたね。」 患者 「お土産のお菓子をたくさんもらって、美味しそうだし、残すともったいないのでついつい食べてしまい… この記事を読む
北極海の二酸化炭素吸収量は、海全体の約10%
北極海が吸収する二酸化炭素量が明らかに 北極海およびその周辺海域は、海水温が低いことや植物プランクトンの活動が盛んなことから、大気中の二酸化炭素を吸収すると考えられていました。しかしながら、北極海は、… この記事を読む