Tag archives for 生物学 - Page 12

研究成果

カイメンと共生する新属新種「テンプライソギンチャク」 – ミクロな世界の、ドでかい発見!

一つ・秘密だらけの「カイメン」「イソギンチャク」 みなさんは、「イソギンチャク」「カイメン」という生きものをご存知でしょうか? イソギンチャクは、クラゲやサンゴなどと同様に刺胞動物門に属す海産動物です… この記事を読む
研究成果

「多様性」は集団の生産性や持続性に影響するか? – “おっとり型”と”せかせか型”のハエで検証

21世紀はまさに多様性社会であり、さまざまなところで個性や多様性、ダイバーシティーといった言葉を耳にします。社会のなかでの人の多様性の重要性が指摘されることはもちろん、味や香りのバリエーションが豊富な… この記事を読む
研究成果

京都大学所有の無人島「畠島」での半世紀にわたるウニ類の継続調査からわかったこと

京都大学・畠島実験地 畠島は、紀伊半島の田辺湾に位置する京都大学瀬戸臨海実験所が管理する無人島です。島内には、岩礁・転石・砂泥地などの多様な底質が見られ、この島を一周するだけで田辺湾周辺の海岸生物相を… この記事を読む
研究成果

アミロイドβの蓄積を防ぐ遺伝情報の操作 – モデルマウスを使って保護的な遺伝子変異を探る

アルツハイマー病とは 認知症は超高齢社会である日本にとって身近な、そして極めて深刻な問題として存在しています。日本では400万人を超える認知症の患者さんが存在すると推計されており、みなさんも新聞やニュ… この記事を読む
研究成果

キウイフルーツから探る「植物の性別」の進化

「植物の性別」と「キウイフルーツのオス・メス」 とつぜんですが、「植物の性別」と言ってもピンとこない方が多いのではないでしょうか? それもそのはず、植物(種子植物)のなかでオス・メスと明確な雌雄個体が… この記事を読む
研究成果

舌だけではない! 体を守る味細胞 – 生体防御に関わる化学感覚細胞のマスター因子を発見

舌だけではない! 全身に分布する味(化学物質)を感じる細胞 私たちは食べ物を口に入れると味を感じます。味覚は、舌の味蕾に含まれる味細胞が味を呈する物質を検出して、その情報を脳の大脳皮質の味覚野に送るこ… この記事を読む
研究成果

微生物の生命活動を「金ナノ粒子」を使ってリアルタイムで評価する!

微生物の活性評価 お酒やヨーグルトなどに欠かせない微生物。一方、食中毒や感染症の要因となる微生物。私たちはさまざまな微生物に囲まれて生活しています。私たちの研究グループでは、微生物を検出する研究を行っ… この記事を読む
研究成果

巨大なナメクジWANTED! – 京大・宇高寛子助教が取り組む「ナメクジ捜査網」プロジェクト

一般市民が科学研究に参加・協力する「市民科学(シチズンサイエンス)」の取り組みが日本でも活発になってきている。academistおよびacademist Journalではこれまでに、雷雲に潜むガンマ… この記事を読む
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ペプチドを加えることで、クモ糸シルクのフィルムを高強度化!

シルクとは? みなさんはシルクと聞くと何を思い浮かべるでしょうか? カイコ(家蚕)が紡ぐ絹糸は滑らかな光沢に肌触りの良い良質な糸であり、高級衣類として古くから利用されている繊維素材です。シルクといって… この記事を読む
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ダンゴムシがダンゴになれないとき – 子育てコストの検証実験

オカダンゴムシがまるくなると? オカダンゴムシ(以下、ダンゴムシ)は皆さんご存じでしょう。落ち葉や石の下でよく見つかり、つつくとまるくなるあれです。もとはヨーロッパ原産の外来生物で、現在はほぼ日本全国… この記事を読む