Tag archives for 霊長類学

研究コラム

チンパンジーの細胞をリプログラミング – iPS細胞製作の副産物が示す神経堤細胞様の特性

出発点:ヒトの特性を理解するためには何が必要だろうか? 筆者(今村)が博士号を取得して数年が経ったころです。それまでマウスを扱った基礎医学研究に取り組んできましたが、新たにコモンマーモセットという小型… この記事を読む
研究コラム

淡路島のニホンザルから考える寛容性と協力社会の進化

協力行動と寛容性 私たちヒトは、日々誰かと助け合い、協力し合いながら暮らしています。ヒトの社会は、協力行動によって成立しているといえますが、ヒトの協力社会はどのように進化してきたのでしょうか? 近年、… この記事を読む
研究コラム

チンパンジーの心のはたらき – 他者の怪我への情動的反応を探る

ヒト社会を支える「痛みへの共感」 他の人の痛みを目の当たりにしたとき、まるで自分も痛みを経験しているかのような感情を覚えることがあります。たとえばテレビのバラエティ番組で痛そうなハプニングの映像を観て… この記事を読む
インタビュー

なぜ、命がけでフィールドワークをするのか? – ゴリラ研究の第一人者 京都大学・山極寿一総長に聞く

屋久島でニホンザルの生態調査を行っているグループ「ヤクザル調査隊」が、academistのクラウドファンディングで調査費用を募っている。 ヤクザル調査隊は、1989年に数十人の研究者によって結成された… この記事を読む
研究コラム

「何を見ても何かを思い出す」 – サルの脳活動からわかった記憶をささえる柔軟な神経回路

「ものを見て、ものを思い出す」 私たちは、目にしたものから関連した他のものを思い出すことができます。「小さかったころの写真を見て、当時のことを思い出す」といった経験は多くの人にあるでしょう。こうした「… この記事を読む
研究コラム

ニホンザルのiPS細胞の製作に成功! – 「霊長類学」の新たな可能性

ニホンザルと霊長類学 さまざまな童話にも登場するように、私たち日本人にとってニホンザルは古くから身近にいる、馴染みのある存在です。そのため、私たちはニホンザルが「一番普通のサル」という印象をもちますが… この記事を読む
研究コラム

野生チンパンジーのメスの「産休」 – 出産直後の子殺しリスクへの対抗戦略の可能性

ヒトの産休とチンパンジーの「産休」 現代の人間社会では、多くの国で女性が出産前後に産休をとることが認められています。会社で働く女性の出産のために国が法的に定めた産前産後休業制度のほかにも、さまざまな文… この記事を読む
研究コラム

我々はどうやって青色を見ているのか? – 霊長類青センサータンパク質の構造解析

光と色 私たちが普段見ているすべての色は、「光の三原色」と呼ばれる青・緑・赤の3種類の光の組み合わせのパターンによって作られます。つまり、「光」は「色」の源なのですが、光がありさえすれば色が存在するわ… この記事を読む
研究コラム

霊長類の色覚進化の道筋を探って – 3色型色覚は顔色を見分けるのに適している?

3色型の色覚を持つ霊長類 ヒトを含む多くの霊長類は、眼球の網膜に3種類の錐体細胞を持っており、それぞれ光に対する波長感度が異なります。感受性が短波長側にある方から、S(short)、M(middle)… この記事を読む
研究コラム

チンパンジーは「三にして立つ?」- 行動研究から示唆されるチンパンジーの栄養的自立の時期

旅行で訪れた異国の地で、現地の人びとと交流し、「こんな習慣があるのか」と驚いた経験が、みなさんにもあるかもしれません。たとえば挨拶ひとつとっても、ハグをされたりキスをされたりすると、日本で生まれ育った… この記事を読む
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