Author Archives: 今村公紀, 仲井理沙子

研究成果

ニホンザルiPS細胞の神経発生から見えてきた、チンパンジーやヒトとの時間的な違い

発生の異時性(ヘテロクロニー):臓器サイズの違いを生み出す時間の変化 現在、地球上に500種以上の霊長類が生息していますが、体や臓器のサイズは種によってまちまちです。進化の視点から臓器のサイズに注目し… この記事を読む
研究成果

ヒト脳進化研究としてのチンパンジーiPS細胞 – 「ヒトの知性」の解明を目指して、脳の形成プロセスを追う

ヒト脳進化研究とチンパンジー ホモ・サピエンス(=賢いヒト)という名称が表すように、私たちヒトを人たらしめている最大の特徴は高度な知性にあるといえます。事実、私たちヒトの知性は、古今東西、地球上に生息… この記事を読む
研究成果

チンパンジーの細胞をリプログラミング – iPS細胞製作の副産物が示す神経堤細胞様の特性

出発点:ヒトの特性を理解するためには何が必要だろうか? 筆者(今村)が博士号を取得して数年が経ったころです。それまでマウスを扱った基礎医学研究に取り組んできましたが、新たにコモンマーモセットという小型… この記事を読む
研究成果

ニホンザルのiPS細胞の製作に成功! – 「霊長類学」の新たな可能性

ニホンザルと霊長類学 さまざまな童話にも登場するように、私たち日本人にとってニホンザルは古くから身近にいる、馴染みのある存在です。そのため、私たちはニホンザルが「一番普通のサル」という印象をもちますが… この記事を読む