Tag archives for 素粒子

研究コラム

暗黒物質の研究が惑星形成の研究と出会ったとき – 学際的交流で新しいアクシオン探査法を発見!

暗黒物質の正体は何か? という現代天文学・物理学の最大の問い 宇宙において、恒星や銀河はガスや塵が濃く集まっているところです。一方で、宇宙には極端に密度が薄い領域もあります。これらの密度の違いは実に1… この記事を読む
研究コラム

新型準粒子をもつトポロジカル物質を発見! – 固体中の「スピン1粒子」と「2重ワイル粒子」を光電子分光で見る

電子と原子核でできた原子が規則的に並んだ「物質」。今回私たちは、その物質のなかで電子がまったく新しい粒子のように振る舞う様子を、最先端の分光実験で捉えました。 トポロジーとは? 最近、物質物理学におい… この記事を読む
研究コラム

原子核の「かたち」はまんまるではない? – あらゆる原子核の”理論計算核データ”を公開

物質の分解と組立 子供のとき、ドライバーを手に、時計をバラバラにして壊してしまい親に叱られた、そんな経験をお持ちの方も多いと思います。しかし、大人である我々も同じことをやっています。物質を細かく分解し… この記事を読む
研究コラム

トップクォーク対とヒッグス粒子の同時生成を初観測!

2012年に、素粒子の質量の起源と深いかかわりのあるヒッグス粒子が発見されました。欧州原子核研究機関(CERN)に建設された大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使った2つの実験グループ、ATLASとC… この記事を読む
インタビュー

理研・初田哲男博士、原子核物理学について語る。「その瞬間は、手が震えました」

「物理はひとつだということを、ひしひしと感じました。」ーーそう語るのは、原子核物理学の分野でノーベル物理学者・湯川秀樹博士以来の問題を解き明かした理化学研究所 数理創造プログラム プログラムディレクタ… この記事を読む
研究コラム

マクロな「流れ」とミクロな「量子」の関係 – 曲がった空間の幾何学を用いて「流れ」を理解する

水やコーヒーなどの私たちの身近にありふれた「流体」。これらの身近な物質の「流れ」を、現代物理学が到達した極微の視点から眺めるとどのように理解できるのでしょうか。ここでは、幾何学の言葉で「流れ」を理解す… この記事を読む
インタビュー

理論と実験の両輪で、究極の理論を探索する – 高エネルギー加速器研究機構・後田裕教授

茨城県つくば市に拠点を置く高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、地下11mのトンネル内に設置された周長3kmほどのリングの内部で、高エネルギーの電子と陽電子を衝突させる「Belle 実験」を、19… この記事を読む
研究コラム

私たちの世界の複雑性はどのように説明されるのか? – 物質の根源「クォーク」に潜むカオス

私たち人間の体や身のまわりにあるものすべて、そして宇宙に浮かぶ星々さえもクォークと呼ばれる素粒子で構成されています。このクォークは発見から数十年経ちます。その運動を記述する方程式もわかっています。静的… この記事を読む
研究コラム

クォークの織りなす新奇な世界 – 新粒子候補テトラクォークZc(3900)の正体に迫る

2013年6月のことでした。日本のBelleグループと中国のBESIIIグループの2つの高エネルギー加速器実験グループから同時に、ハドロンと呼ばれる粒子のひとつとして、全く新しい粒子の存在を示唆する実… この記事を読む