Tag archives for 生理学

研究コラム

「何を見ても何かを思い出す」 – サルの脳活動からわかった記憶をささえる柔軟な神経回路

「ものを見て、ものを思い出す」 私たちは、目にしたものから関連した他のものを思い出すことができます。「小さかったころの写真を見て、当時のことを思い出す」といった経験は多くの人にあるでしょう。こうした「… この記事を読む
研究コラム

海水魚の浸透圧調整物質は水中で水素結合しない? – 分子シミュレーションと実験から探る

海水魚の浸透圧調節物質とは? 海水は程度の塩分を含んでおり、その濃度は一般的な生物の体液(たとえば人体では)よりも高いため、海水中に生物の細胞が存在すると、そのままでは塩が野菜に浸透して漬物ができるよ… この記事を読む
研究コラム

気相中のニオイ分子を検出する細胞パネル – 嗅覚のはたらきに迫る!

ニオイセンサーとしてはたらく嗅覚受容体 嗅覚受容体は生物のニオイセンサーとしてはたらくタンパク質です。主に、鼻の中にある嗅神経細胞の細胞膜に存在し、嗅覚受容体が環境中のニオイ分子と結合すると、細胞内に… この記事を読む
研究コラム

ハダカデバネズミの子育て – 働きネズミは女王の糞を食べて母性を獲得する

性的に未成熟な働きネズミの母性 ハダカデバネズミはその名のとおり、全身を覆う体毛がなく、発達した前歯を持つげっ歯類です。その前歯を使って、彼らは厳しい半乾燥地帯の地下にトンネルを掘り数十匹の群れで暮ら… この記事を読む
研究コラム

柑橘系のにおいを嗅ぐとオレンジ色を記憶しづらくなる? – 嗅覚と視覚の不思議な関係

ヒトの嗅覚は犬など他の動物より感度が低いといわれますが、とはいえ「におい」が私たちの生活に及ぼす影響は少なくなく、見た目の印象がにおいによって変わることがあります。たとえば、レストランでメニューの写真… この記事を読む
研究コラム

造礁サンゴ骨格の炭酸カルシウム結晶構造は水温によって変化する – 白亜紀を模した海洋環境で

過去の海洋環境とサンゴ骨格の関係は? 過去の海洋では、海水中のマグネシウム(Mg)に対するカルシウム(Ca)の割合(Mg/Ca比)が大きく変動していたと考えられています。現在のMg/Ca比はですが、約… この記事を読む
研究コラム

インスリンとレプチンの働きを抑制している脱リン酸化酵素 – PTPRJの役割とは

インスリンとレプチン インスリンは、食後の血糖値の上昇に反応して膵島β細胞から血中に分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きをしています。インスリンが筋肉や脂肪細胞等の表面に存在するインスリン受容体に… この記事を読む
研究コラム

アミノ酸はいつ必要? – ショウジョウバエのメスは交尾後の夜にアミノ酸を多く摂取する

ショウジョウバエは栄養を考えて適切な食事を摂ることができる 生物は食事によって生命活動に必要な栄養素を摂取しなければなりません。しかし、必要以上の栄養を摂取したり、不規則な時間に食事をとることで、ヒト… この記事を読む