Tag archives for フィールドワーク
「ガシャモク」の発見から始まった、青森県つがる市の無名の池での水草研究
津軽で偶然拾った謎の水草の断片 2017年6月、私たちの調査チームは、偶然訪れた青森県つがる市の無名の池(以下無名池)で、謎の水草の断片を拾いました。これが、すべての始まりでした。 当時、私たちは始ま… この記事を読む
大学というジャングルでフィールドワークをするために、学生は大学へやってくる – 京都大学・山極寿一総長の「大学観」
ゴリラ研究の第一人者である山極寿一博士。2014年10月からは京都大学の総長を務める。こちらの記事では、霊長類学の研究者としてフィールドワークの意義について語っていただいたが、今回は、長年ゴリラ研究に… この記事を読む
なぜ、命がけでフィールドワークをするのか? – ゴリラ研究の第一人者 京都大学・山極寿一総長に聞く
屋久島でニホンザルの生態調査を行っているグループ「ヤクザル調査隊」が、academistのクラウドファンディングで調査費用を募っている。 ヤクザル調査隊は、1989年に数十人の研究者によって結成された… この記事を読む
人はなぜ「音楽」をするのか? 文化人類学からのアプローチ – 東京大学・土田まどか氏
クラシック音楽からロック音楽、コンサートから駅メロまで、音楽は日常のなかにあふれている。しかし、そもそも人はなぜ「音楽」をするのだろうか? この根本的な問いに文化人類学の立場から研究しているのは、東京… この記事を読む
「東アジアの大気汚染研究において、富士山頂はベストな環境だ」 – 早稲田大・大河内博教授
【academist挑戦中】富士山頂の測候所から、大気汚染物質の広がりの謎にせまる! 富士山で大気を採取し、東アジアの大気汚染の現状にせまる研究を進める早稲田大学理工学術院の大河内博教授。現在、富士山… この記事を読む
野生チンパンジーのメスの「産休」 – 出産直後の子殺しリスクへの対抗戦略の可能性
ヒトの産休とチンパンジーの「産休」 現代の人間社会では、多くの国で女性が出産前後に産休をとることが認められています。会社で働く女性の出産のために国が法的に定めた産前産後休業制度のほかにも、さまざまな文… この記事を読む
チンパンジーは「三にして立つ?」- 行動研究から示唆されるチンパンジーの栄養的自立の時期
旅行で訪れた異国の地で、現地の人びとと交流し、「こんな習慣があるのか」と驚いた経験が、みなさんにもあるかもしれません。たとえば挨拶ひとつとっても、ハグをされたりキスをされたりすると、日本で生まれ育った… この記事を読む
アリと共生する好蟻性生物を探して in アフリカ – 九州大・小松研究員による研究進捗報告
2015年4月にacademistのプロジェクト「謎多きアリの「居候」の多様性を調べたい!」で目標金額を達成した九州大学熱帯農学研究センターの小松貴研究員に、カメルーンやケニアでの調査研… この記事を読む
村上先生のアリ研究記(3)- 私が福島第一原発周辺でのアリ相調査を続ける理由
(第1回はこちら。第2回はこちら) 今回の科学エッセイを福島第一原発周辺でのアリ相調査の解説で締めたいと思う。 2011年3月11日午後2時46分。巨大な地震が東日本を襲い、それに誘発された巨大津波の… この記事を読む
村上先生のアリ研究記(2)- 小さな侵入者”ヒアリ”を退治せよ!
前回お話しした"ハキリアリ"に続き、恐怖の殺人アリ"ヒアリ"について紹介しよう。 世界に拡がる殺人アリ ヒアリ(Fire ant, Solenopsis invicta)は、南米ブラジル… この記事を読む