Archives for 研究成果 - Page 65
致死温度に近い温泉に生息するオタマジャクシの発見
両生類の幼生は、どれほどの水温まで生息することができるのでしょうか? 本稿では、最近私たちがトカラ列島口之島にて確認した、温泉を利用するリュウキュウカジカガエルについて紹介します。 温泉に生息するオタ… この記事を読む
物質と生命の違いは何か – 水中を自在に泳ぐ微小な油滴を発見
「生命」を理解するためのアプローチ 「生命とは何か?」と聞かれたときに、皆さんは何を想像するでしょうか? 分裂、融合といったダイナミックに動くものと答える方もいれば、DNAやRNA、タン… この記事を読む
水素化アルミニウム化合物の生成に成功! – 希少元素からユビキタス元素への転換を目指して
水素は何の役に立つ? 水素分子は最も単純な多原子分子で、無色・無臭で地球上では最も軽いガスです。天然にはほとんど存在しませんが、天然ガスや石油を分解することで大量生産されています。理科の… この記事を読む
分野横断型の研究を進めるための◯◯力とは? – お茶の水女子大・郡宏准教授
葉脈や河川の形成、魚の集団運動など、身のまわりの複雑な現象を数値シミュレーションで記述し、自然界の普遍的な構造を探ろうとする研究分野がある。しかしそのような研究では、物理学や生物学、工学など、分野を問… この記事を読む
「満月の頃に出産数が増える」のは迷信か? – ウシの調査で明らかになったこと
古くからの言い伝えは根拠のない迷信であることが多いものですが、一部は真実で、科学的な調査によって裏付けられ、再認識されることもあります。この文章では、「満月の頃に出産数が増える」という言… この記事を読む
緑内障による失明を食い止めたい – 個別化医療への挑戦
【関連記事】AIによる緑内障の自動診断 – 未来型の個別化医療を目指して 緑内障とは 緑内障は目と脳を繋ぐ視神経が障害を受け、視野が少しずつ見えなくなっていく病気です。40 歳以上の約 5%、70 歳… この記事を読む
文学のなかの〈恐竜〉を求めて(後編)
前編の記事では、ジェイムズ・ジョイスの作品内に描かれたプレシオサウルスのモデルと想定できる化石を追いました。後編ではその古生物が表現として描き出される意味を19世紀の古生物表象の系譜から考察してみます… この記事を読む
カイコで遺伝病は治療できるか – 徳島大・伊藤孝司教授が語るカイコ研究の最先端
現在、「遺伝子組み換えカイコで「リソソーム病」の治療薬を作りたい!」でクラウドファンディングに挑戦中の徳島大学・伊藤孝司教授。最近、光るシルクなどで話題を呼んでいるカイコですが、いったい… この記事を読む
文学のなかの〈恐竜〉を求めて(前編)
私の研究は英語圏文学で、包括的な関心としては、19世紀から20世紀初頭における動物の表象、動物の近代的諸制度に興味があります。現在は、『ユリシーズ』(Ulysses)などの著作で知られるアイルランドの… この記事を読む
葉のギザギザはどうしてできるの? – 近年注目される植物ペプチドEPFLから探る
葉のギザギザはどうしてできるの? 植物の「葉」と聞いて思い浮かべる物は、人それぞれだと思います。多くの人は、サクラ、カエデ、シソなど観賞用や食用の葉を思い浮かべるかもしれません。そしてそ… この記事を読む