Tag archives for 恐竜

研究成果

北極圏を横断した恐竜 – アラスカの化石を再検証してわかった、ハドロサウルス大繁栄の秘訣

北極圏の恐竜たち 1961年。石油会社の調査中に、米国アラスカ州最北部からひとつの骨化石が見つかりました。これが世界で最初に見つかった北極圏の恐竜類、ハドロサウルス類の化石です。以降の調査により、白亜… この記事を読む
研究成果

恐竜は群れで巣を守ったか? – モンゴル、ゴビ砂漠で恐竜の集団営巣跡を発見

なにゆえ君は群れるのか? 恐竜は現在の爬虫類や鳥類と同じように卵を産みました。恐竜類の卵や巣化石はもちろんのこと、複数の巣化石が同じ場所から発見される「集団営巣跡」は、以前より世界各地(アジアや北米・… この記事を読む
研究成果

世界最古のスッポンを福井県で発見 – バラバラの化石片から証拠を得るには

世界中に分布するスッポン、その最古の化石は福井県に? 福井県勝山市は白亜紀の恐竜化石の産地として有名で、ひとかけらでも恐竜化石が発見されればたちまち脚光を浴びます。しかしその裏側で、何千、何万というカ… この記事を読む
研究成果

日本で見つかった首長竜「フタバスズキリュウ」の研究秘話 – 東京学芸大・佐藤たまき准教授に聞く

フタバスズキリュウは、今から50年近く前の1968年に、当時高校生だった鈴木直(ただし)氏により福島県でその化石が発見された”国産”の首長竜です。長いあいだ科学的な検証が十分に行われず、正式な論文とし… この記事を読む
研究成果

文学のなかの〈恐竜〉を求めて(後編)

前編の記事では、ジェイムズ・ジョイスの作品内に描かれたプレシオサウルスのモデルと想定できる化石を追いました。後編ではその古生物が表現として描き出される意味を19世紀の古生物表象の系譜から考察してみます… この記事を読む
研究成果

文学のなかの〈恐竜〉を求めて(前編)

私の研究は英語圏文学で、包括的な関心としては、19世紀から20世紀初頭における動物の表象、動物の近代的諸制度に興味があります。現在は、『ユリシーズ』(Ulysses)などの著作で知られるアイルランドの… この記事を読む
お知らせ

恐竜トーク炸裂! academistのリターン、恐竜カフェに行ってきた

こんにちは、academist編集部員のヤべべでございます。 昨年、小型恐竜「ラプトル」を研究する中国地質大学・黒須球子さんがacademistで「新種のラプトルに名前をつけたい!」というプロジェクト… この記事を読む
研究成果

今、うんちの化石がアツい?! − 名古屋市科学館の「恐竜・化石研究所」でティラノのうんちとご対面してきた

この春、名古屋で盛り上がっているアレを皆さんはご存知だろうか?! テレビのCMでも、街中のポスターでも、いたるところで目にするそいつは……そう、”ティラノのうんち”である。なんと今、名古屋市科学館では… この記事を読む