Archives for 研究成果 - Page 35
「30年以内にお金の世界を終わらせたいんです」- 慶應大・斉藤賢爾博士が語るシンギュラリティ後の社会とは
私たちは日本円やドルなどのお金を使って生活している。最近では、ビットコインのような仮想通貨も現れた。お金を使わずに生活するなんて想像できない、というのが一般的な印象だろう。しかし、コンピュータサイエン… この記事を読む
複雑な量子状態をチェックする – 量子スプレマシーの実証に向けて一歩前進!
次世代の計算機「量子コンピュータ」 普段我々が目にしているマクロな世界では、ニュートン力学などの古典力学のルールに従って運動が起こります。現在のコンピュータ(スーパーコンピュータを含む)は、古典力学の… この記事を読む
MDRSで擬似火星実験を行う意義とは? – 「Team Asia」のメンバー・名古屋大学岡本渉技師に聞く
2018年2月、アメリカのSpaceX社が世界最大の打ち上げ能力を持つ大型ロケット「ファルコン・ヘビー」の打ち上げに成功した。ファルコン・ヘビーは、将来的に火星への植民を想定して開発が進められている。… この記事を読む
ナメクジの出現を予測する!- 市民科学と最新統計の融合
外来種問題は突然に 2014年7月某日、札幌市の円山原始林で私が出会ったのは、体長15cmもの巨大な豹柄のナメクジ、マダラコウラナメクジでした。私はそれを知っていました。過去に一度だけ、ドイツ・ドレス… この記事を読む
空気を肥料とする植物は可能か? – 光合成生物で窒素固定酵素を作動させる試み
ハーバー・ボッシュ法による窒素肥料生産と環境問題 窒素は、肥料の三大要素「窒素・リン酸・カリ」の筆頭にあげられ、植物の生産性を決める主な要因のひとつです。20世紀以降世界の人口は急速に増加し、現在75… この記事を読む
イヌの乳がんに、獣医学の専門家チームが挑む! – 山口大学・水野拓也教授が考える獣医学の魅力とは
イヌは、人間にとって最良のパートナーであると言われている。2017年のペットフード協会の調査によると、日本で飼育されているイヌの数は約892万匹にものぼる。一方で近年、イヌの寿命が延長していることに伴… この記事を読む
カイメンと共生する新属新種「テンプライソギンチャク」 – ミクロな世界の、ドでかい発見!
一つ・秘密だらけの「カイメン」「イソギンチャク」 みなさんは、「イソギンチャク」「カイメン」という生きものをご存知でしょうか? イソギンチャクは、クラゲやサンゴなどと同様に刺胞動物門に属す海産動物です… この記事を読む
私たちの生活を脅かす巨大カルデラ噴火のメカニズムを「マグマ学」で解明する – 神戸大・巽好幸教授
巽教授がクラウドファンディングに挑戦中! 「地震を起こす海底活断層を、大阪湾全域で探査する!」(実施期間:2019年3月15日〜2019年6月12日) 2018年2月、"タッキー"の愛称でお馴染みの滝… この記事を読む
「多様性」は集団の生産性や持続性に影響するか? – “おっとり型”と”せかせか型”のハエで検証
21世紀はまさに多様性社会であり、さまざまなところで個性や多様性、ダイバーシティーといった言葉を耳にします。社会のなかでの人の多様性の重要性が指摘されることはもちろん、味や香りのバリエーションが豊富な… この記事を読む
雷が雲の中に隠れた天然の加速器を破壊した!? – 放射線・大気電場・電波観測で挑む高エネルギー大気物理学
雷・雷雲は天然の加速器だった 相模湖上空を駆け抜ける稲妻。近年の研究で雷や雷雲が天然の加速器として働いていることが明らかとなっている。(撮影:和田有希) 現代の物理学では素粒子や原子核の性質を調べるた… この記事を読む