Archives for 研究コラム - Page 3

研究コラム

リン酸化酵素が神経細胞で担う機能とは? – 概日リズム障害と加齢依存的な運動異常を示す変異マウス

神経細胞による概日リズムおよび運動の制御 神経系は生体の恒常性維持のためにさまざまな機能を制御しています。概日リズムや運動の制御は、神経系の重要な役割のひとつです。概日リズムは約24時間で周期的に繰り… この記事を読む
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単独性ハナバチの集団越夜 – メスでは昼の活動を早く終わらせた個体ほど安全な位置を確保する

皆さんは生きものがどんな場所で寝ているのかご存知でしょうか。昼間に活動する生きものにとって、夜はゆっくりと休む時間帯です。そのため、雨露や夜間の捕食者を避けるためにどのような場所を休息場所にするかはと… この記事を読む
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X線回折データを用いて分子軌道を直接観測! – 40年以上ものミステリー“構造変化なき転移”に挑む

TMTTF分子の分子軌道分布 昨今、機能性物質における分子性結晶の躍進は目覚ましく、有機ELディスプレイなど多くの分子性物質による実用的な製品開発が行われています。分子設計によって無限の材料開発が可能… この記事を読む
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ビフィズス菌の糖代謝酵素の形からヒトとの共生の道すじを探る

腸内細菌は新しい糖代謝酵素の宝庫 健康なヒトの腸内には数百種以上の腸内細菌が棲んでいると言われます。腸内環境は嫌気的なので、酸素を使わない糖質の発酵にその主なエネルギー源を頼っています。ところが、ヒト… この記事を読む
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食品成分で時差ボケは解消できるか – 体内時計を動かす食べ物の話

海外に行って時差ボケになると、身体って意外と融通が効かないな~、なんて思いますが、飛行機で何時間も時差旅行するなんて進化上の想定外ですから仕方ないですね。時差ボケは、体内時計と外界時刻のずれによって生… この記事を読む
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人類はなぜ森林のなかで地上生活を始めたのか – ボノボとチンパンジーの生態から探る

なぜ人類は木から降りてサバンナで生活を始めたのか、という議論をよく聞きます。しかし最初期の人類は森林環境、あるいは少なくとも生活圏のなかに森林が入り混じった湿潤な環境で生活していました。ヒトの祖先は木… この記事を読む
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カーボンの中に金属が規則配列した触媒 – 貴金属に替わる安価な触媒開発を目指して

奥ゆかしい材料、カーボン まず、今回の発見の鍵である「カーボン(炭素)」について説明します。みなさんがよくご存じの炭素同素体は、ダイヤモンドと黒鉛でしょう。最近は、フラーレン類、カーボンナノチューブ類… この記事を読む
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脱水しても生き延びる「ネムリユスリカ」が支えてくれる、乾燥状態での酵素活性

脱水しても生き延びるネムリユスリカ ネムリユスリカは、アフリカの半乾燥地帯の水たまりに生息する昆虫です。乾季に、乾いた水たまりの土の中で、幼虫の体水分が脱水し、代謝や呼吸を停止させて休眠状態となります… この記事を読む
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“ゴキブリ”にタネまきしてもらう植物「ギンリョウソウ」

「植物の実を食べ、タネを運ぶ動物は何?」と尋ねられたら、どう答えるでしょうか。多くの人はヒヨドリやツグミ、テンなどを思い浮かべ、トリやケモノ(鳥類・哺乳類)と返答することでしょう。一方、昆虫と答える人… この記事を読む
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高いトポロジカル数をもつ磁気スキルミオンを発見 – 超小型メモリデバイスの開発に向けて

私たちの研究グループでは、物質中の電子の振る舞いを理論的に調べています。電子は、ミクロな荷電粒子であるとともに磁石としての性質を持ちます。そのため、電子の振る舞いを調べることで、物質が示す電気伝導性や… この記事を読む