Archives for 研究成果 - Page 23

研究成果

マゼランペンギンのメスが多くストランディングする謎 – バイオロギングで明らかになった人為的影響の雌雄差

メスに偏ったストランディングの謎 マゼランペンギンは、南米のアルゼンチンからチリにかけての沿岸およびフォークランド諸島で繁殖しています。多くの鳥類は繁殖を終えると、環境の季節変化に応じて移動(渡り)し… この記事を読む
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新型準粒子をもつトポロジカル物質を発見! – 固体中の「スピン1粒子」と「2重ワイル粒子」を光電子分光で見る

電子と原子核でできた原子が規則的に並んだ「物質」。今回私たちは、その物質のなかで電子がまったく新しい粒子のように振る舞う様子を、最先端の分光実験で捉えました。 トポロジーとは? 最近、物質物理学におい… この記事を読む
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原子核の「かたち」はまんまるではない? – あらゆる原子核の”理論計算核データ”を公開

物質の分解と組立 子供のとき、ドライバーを手に、時計をバラバラにして壊してしまい親に叱られた、そんな経験をお持ちの方も多いと思います。しかし、大人である我々も同じことをやっています。物質を細かく分解し… この記事を読む
研究成果

海ぶどうの形作りの謎に迫る – 全ゲノムの解読によって明らかになったこと

巨大単細胞生物 海ぶどうの形作り この地球上にはさまざまな形の生きものがあふれていますが、私たちの身の回りにも、まったく予想外の体の構造をしている生きものが存在していることをご存知でしょうか。沖縄県を… この記事を読む
研究成果

大学というジャングルでフィールドワークをするために、学生は大学へやってくる – 京都大学・山極寿一総長の「大学観」

ゴリラ研究の第一人者である山極寿一博士。2014年10月からは京都大学の総長を務める。こちらの記事では、霊長類学の研究者としてフィールドワークの意義について語っていただいたが、今回は、長年ゴリラ研究に… この記事を読む
研究成果

「留学生30万人計画」が数値上達成した今、日本が実現すべきこと

「留学生30万人計画」とは 皆さんは、「留学生30万人計画」というキーワードを聞いたことがありますか。留学生30万人計画は、2008年7月29日に日本政府によって公表された計画で、2020年を目途に3… この記事を読む
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東北沖地震によって日本海溝に堆積した「有機炭素」とは? – 海底堆積物から巨大地震の影響を探る

地球表層の炭素循環と海底堆積物 炭素は、私たち人間も含めた生物を形作る有機物の主要な構成元素のひとつです。また、大気中二酸化炭素と地球温暖化の関係でもわかるように、気候を含めた地球環境にとっても、炭素… この記事を読む
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「根気」を生み出す脳内メカニズムとは? – 腹側海馬の神経活動から探る

「やる気」と「根気」 私たちはよりよい生活を営もうと目標をもち、その目標の達成に向けて行動します。目標を達成するための行動を「意欲行動」と呼び、意欲行動を成功に導くためには「やる気」と「根気」が必要で… この記事を読む
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なぜ、命がけでフィールドワークをするのか? – ゴリラ研究の第一人者 京都大学・山極寿一総長に聞く

屋久島でニホンザルの生態調査を行っているグループ「ヤクザル調査隊」が、academistのクラウドファンディングで調査費用を募っている。 ヤクザル調査隊は、1989年に数十人の研究者によって結成された… この記事を読む
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細胞1個でDNA複製を全ゲノム解析できる時代が来た! – DNA複製からゲノム制御の仕組みを探る

ゲノムDNAの複製タイミングとは? 生物が持つ基本的な性質のひとつは、増えることです。その構成要素である細胞は分裂を繰り返すことで数が増えていきますが、分裂前には必ずゲノムDNAが倍加(複製)されなけ… この記事を読む