Archives for 研究成果 - Page 23
トリのクチバシの角質部はサンドイッチ構造をしていた!
クチバシってどんな動物が持っているどんな器官? クチバシとは、固い角質の鞘(さや)で口の骨を覆っている器官です。現生動物ではトリとカメがクチバシを持っており、摂食に使用しているほか、人間の手のように物… この記事を読む
カタツムリが語る森の歴史 – 北海道黒松内町のブナ林に残された、100年前の森林伐採の影響
現在は過去の上に 我々が生きる現在・未来は、過去の出来事を礎に成り立っています。壊滅したアイヌ文化のその先を見ることができぬように、絶滅したニホンオオカミの生態を二度と観ることができぬように、過去は現… この記事を読む
非生命から生命を作れるか? – 光からATPを生産してタンパク質を作る「人工細胞」の挑戦
「人工細胞」とは? - 細胞を"丸ごと"再構築する合成生物学の挑戦 合成生物学は、遺伝子や分子を人工的に組み合わせることで、生物システムを再構築し理解しようとする学問分野です。合成生物学では、生物シス… この記事を読む
鳥の糞から柑橘類の葉へ – アゲハ幼虫の変身を制御する遺伝子の発見
アゲハチョウ幼虫の紋様は変化する アゲハチョウは私たちの身近で見られる蝶です。日本では、ナミアゲハ以外にもナガサキアゲハやクロアゲハなど10種類以上のアゲハチョウが知られていますが、その幼虫の多くは、… この記事を読む
マゼランペンギンのメスが多くストランディングする謎 – バイオロギングで明らかになった人為的影響の雌雄差
メスに偏ったストランディングの謎 マゼランペンギンは、南米のアルゼンチンからチリにかけての沿岸およびフォークランド諸島で繁殖しています。多くの鳥類は繁殖を終えると、環境の季節変化に応じて移動(渡り)し… この記事を読む
新型準粒子をもつトポロジカル物質を発見! – 固体中の「スピン1粒子」と「2重ワイル粒子」を光電子分光で見る
電子と原子核でできた原子が規則的に並んだ「物質」。今回私たちは、その物質のなかで電子がまったく新しい粒子のように振る舞う様子を、最先端の分光実験で捉えました。 トポロジーとは? 最近、物質物理学におい… この記事を読む
原子核の「かたち」はまんまるではない? – あらゆる原子核の”理論計算核データ”を公開
物質の分解と組立 子供のとき、ドライバーを手に、時計をバラバラにして壊してしまい親に叱られた、そんな経験をお持ちの方も多いと思います。しかし、大人である我々も同じことをやっています。物質を細かく分解し… この記事を読む
海ぶどうの形作りの謎に迫る – 全ゲノムの解読によって明らかになったこと
巨大単細胞生物 海ぶどうの形作り この地球上にはさまざまな形の生きものがあふれていますが、私たちの身の回りにも、まったく予想外の体の構造をしている生きものが存在していることをご存知でしょうか。沖縄県を… この記事を読む
大学というジャングルでフィールドワークをするために、学生は大学へやってくる – 京都大学・山極寿一総長の「大学観」
ゴリラ研究の第一人者である山極寿一博士。2014年10月からは京都大学の総長を務める。こちらの記事では、霊長類学の研究者としてフィールドワークの意義について語っていただいたが、今回は、長年ゴリラ研究に… この記事を読む
「留学生30万人計画」が数値上達成した今、日本が実現すべきこと
「留学生30万人計画」とは 皆さんは、「留学生30万人計画」というキーワードを聞いたことがありますか。留学生30万人計画は、2008年7月29日に日本政府によって公表された計画で、2020年を目途に3… この記事を読む