Archives for 研究成果 - Page 52

研究成果

受精卵のエピゲノム編集に成功 – ゲノムに記された「付箋」を書き替える新手法

ひとつのゲノムから多彩な細胞がつくられるしくみ 私たちの身体はさまざまな種類の細胞や組織から構成されていますが、これらのほとんどの細胞が同じ遺伝情報(ゲノム)を核内にもっています。同じ遺伝情報をもつに… この記事を読む
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目に見えない光を放つスマートな有機分子の開発 – すりつぶすと色が変化するメカノクロミズムを利用

可視光、紫外光、赤外光とは 我々の生活は、太陽の光や蛍光灯・LED、テレビなど「目に見える光」に囲まれています。一般的に光はさまざまな波長を持っており、波長の違いによって色の違いが識別されます。そして… この記事を読む
研究成果

脳のなかの色、言葉のなかの色 – 「青々とした緑」という言葉のウラにあるもの

人が色を見るしくみを通して、脳について学ぶ 色は、人間が視覚から得られる情報のなかで最も基本的な要素のひとつです。目を開ければ当たり前のように得られる感覚ですが、実はその詳細な仕組みはまだよく解ってい… この記事を読む
研究成果

平らな面に衝突した滴は、どれだけ表面を濡らすことができるのか – 新しい理論で予測可能に

街を行き交う人の傘、水溜りや道路に落ちる雨粒。何気ない日常の風景のなかにも科学では十分解明されていない現象はたくさんあります。特に、固体面に液滴が衝突するような場面は、インクジェット、自動車エンジンの… この記事を読む
研究成果

「よーい、どん」のタイミングは反応時間に影響を与える

「よーい、どん」のタイミング 陸上競技の短距離走種目でのスタートでは、「よーい、どん」の合図の後にスプリンターが全力疾走をします。現在のルールでは、このときのピストル音からスプリンターが動き始めるまで… この記事を読む
研究成果

理論物理学者でギャンブラー? – 慶應大・村田助教がポーカー必勝法を語る

ブラックホール物理学の研究に勤しむ傍ら、毎年夏になるとギャンブラーとしてポーカーの世界大会に参加している慶應義塾大学・村田佳樹助教。理論物理学者がポーカーに熱中していると聞くと、一見、強そうなイメージ… この記事を読む
研究成果

アルツハイマー病の初期病態の回復可能性 – 実験モデルから推察できること

アルツハイマー病の脳に溜る異常タンパク質 アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は認知症の原因疾患のなかで、最も患者数の多い疾患です。この病気の脳には細胞の外部(細胞間隙)に、アミロイドβタンパク… この記事を読む
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ノンコーディングRNAの研究から3Dプリンタの世界へ – 慶大先端生命科学研究所 ガリポン・ジョゼフィーヌ特任助教

  【academist挑戦中】「顕微鏡のなかのミクロな世界を3Dプリンタで出力する!」 現在、academistのクラウドファンディングプロジェクト「顕微鏡のなかのミクロな世界を3Dプリン… この記事を読む
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光エネルギー変換の新常識! – 光駆動2価多原子アニオン輸送体の発見とその分光特性

生物と光 地球上の生物は、直接あるいは間接的に太陽光エネルギーを利用して生命活動を営んでいます。たとえば、植物は光合成システムにより光エネルギーから有機物や酸素を産生し、自身の成長に利用するとともに、… この記事を読む
研究成果

「細胞内共生は、非常にすぐれた『進化の原動力』である」 – 山口大学創成科学研究科 ・藤島政博教授

  【academist挑戦中】ゾウリムシで細胞内共生の仕組みを解明する! 私たちが生きるために必須のエネルギーをつくるミトコンドリアも、光合成を行う葉緑体も、はるか昔に「細胞内共生」という… この記事を読む