Tag archives for 物理学 - Page 11

研究成果

X線回折データを用いて分子軌道を直接観測! – 40年以上ものミステリー“構造変化なき転移”に挑む

TMTTF分子の分子軌道分布 昨今、機能性物質における分子性結晶の躍進は目覚ましく、有機ELディスプレイなど多くの分子性物質による実用的な製品開発が行われています。分子設計によって無限の材料開発が可能… この記事を読む
研究成果

地球が誕生したのは偶然か、それとも必然か? – 惑星科学者・佐々木貴教助教に聞く

地球以外に知的生命体は存在するのだろうか——。誰もが一度は抱いたことがあるであろうこの疑問の答えは、未だ明らかにされていない。しかし研究者たちは、観測と理論の両面から研究を積み重ねてきており、すこしず… この記事を読む
研究成果

高いトポロジカル数をもつ磁気スキルミオンを発見 – 超小型メモリデバイスの開発に向けて

私たちの研究グループでは、物質中の電子の振る舞いを理論的に調べています。電子は、ミクロな荷電粒子であるとともに磁石としての性質を持ちます。そのため、電子の振る舞いを調べることで、物質が示す電気伝導性や… この記事を読む
研究成果

地球のマントルはどのようにしてできたのか? – 最新レーザー装置を使った実験が紐解く地球マントルの歴史

初期の地球は融けていた 我々人類を始めとする生物を育んできた地球は一体どのようにしてできたでしょうか? 約138億年前に宇宙が創成したとされるビッグバン理論が確立された現在でも、46億年の地球の歴史に… この記事を読む
研究成果

マクロな「流れ」とミクロな「量子」の関係 – 曲がった空間の幾何学を用いて「流れ」を理解する

水やコーヒーなどの私たちの身近にありふれた「流体」。これらの身近な物質の「流れ」を、現代物理学が到達した極微の視点から眺めるとどのように理解できるのでしょうか。ここでは、幾何学の言葉で「流れ」を理解す… この記事を読む
研究成果

体内時計は冷やすとブランコになる – 物理学が明らかにする体内時計のとまりかた

リズムがあるのかないのか、それが問題だ 体内時計によって私たちは時計を見なくとも寝起きをすることができ、植物は決まった時間に花を咲かせることができたりします。このように体内時計のおかげでおこる約24時… この記事を読む
研究成果

細胞小器官の動きを理解する方法 – ゴルジ体の形成過程を物理で再現する

細胞の中の形 私たち人間を含め動物、植物、カビ、原生生物など目に見えるほとんどの生きものは真核生物に分類されます。真核生物は細胞の中に核を持つ生きものという意味ですが、この細胞(真核細胞)には核以外に… この記事を読む
研究成果

理論と実験の両輪で、究極の理論を探索する – 高エネルギー加速器研究機構・後田裕教授

茨城県つくば市に拠点を置く高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、地下11mのトンネル内に設置された周長3kmほどのリングの内部で、高エネルギーの電子と陽電子を衝突させる「Belle 実験」を、19… この記事を読む
研究成果

平らな面に衝突した滴は、どれだけ表面を濡らすことができるのか – 新しい理論で予測可能に

街を行き交う人の傘、水溜りや道路に落ちる雨粒。何気ない日常の風景のなかにも科学では十分解明されていない現象はたくさんあります。特に、固体面に液滴が衝突するような場面は、インクジェット、自動車エンジンの… この記事を読む
研究成果

理論物理学者でギャンブラー? – 慶應大・村田助教がポーカー必勝法を語る

ブラックホール物理学の研究に勤しむ傍ら、毎年夏になるとギャンブラーとしてポーカーの世界大会に参加している慶應義塾大学・村田佳樹助教。理論物理学者がポーカーに熱中していると聞くと、一見、強そうなイメージ… この記事を読む