Tag archives for 生物学 - Page 7

研究成果

チンパンジーの心のはたらき – 他者の怪我への情動的反応を探る

ヒト社会を支える「痛みへの共感」 他の人の痛みを目の当たりにしたとき、まるで自分も痛みを経験しているかのような感情を覚えることがあります。たとえばテレビのバラエティ番組で痛そうなハプニングの映像を観て… この記事を読む
研究成果

ブリ類の性決定遺伝子を発見 – たった一塩基の差が性を決定する

「ホルモンが性を決定する」という仮説 ヒトの女性と男性は、その外見がしばしば大きく異なります。これらの違いの多くには、ステロイドホルモンが関係しています。卵巣から分泌される女性ホルモンが、女性のからだ… この記事を読む
研究成果

組織透明化から紐解く腸内細菌の定着プロセス – 蛍光ビーズの擬似細菌を使って明らかになったこと

ヒトの腸には、体細胞とほぼ同数の約40兆個もの腸内細菌が生息しているといわれています。細菌はどのようにして腸内に定着することができるのでしょうか。私たちは、「胃から直腸までの消化管を透明化する」という… この記事を読む
研究成果

DNAというものさしで生物種同士を比較する – 理化学研究所・工樂樹洋チームリーダーに聞く分子進化学者の役割とは

サメの知られざる進化の歴史を広く発信することを目指し、研究者やアーティストなどから構成されるチームがacademistのクラウドファンディングプロジェクト「系統樹マンダラをつくり、サメのカッコよさを広… この記事を読む
研究成果

シカの個体数増加が川の生きものに与える影響とは – 10年におよぶ研究林の調査データから明らかにする

川に潜って生きものを見る 水中メガネをつけて川に潜ると、地上からは見えない生きものたちのさまざまな営みを見ることができます。人影に驚いて大きな岩の隙間に我先に隠れようとするウグイの群れ、コツコツと音を… この記事を読む
研究成果

トリのクチバシの角質部はサンドイッチ構造をしていた!

クチバシってどんな動物が持っているどんな器官? クチバシとは、固い角質の鞘(さや)で口の骨を覆っている器官です。現生動物ではトリとカメがクチバシを持っており、摂食に使用しているほか、人間の手のように物… この記事を読む
研究成果

カタツムリが語る森の歴史 – 北海道黒松内町のブナ林に残された、100年前の森林伐採の影響

現在は過去の上に 我々が生きる現在・未来は、過去の出来事を礎に成り立っています。壊滅したアイヌ文化のその先を見ることができぬように、絶滅したニホンオオカミの生態を二度と観ることができぬように、過去は現… この記事を読む
研究成果

非生命から生命を作れるか? – 光からATPを生産してタンパク質を作る「人工細胞」の挑戦

「人工細胞」とは? - 細胞を"丸ごと"再構築する合成生物学の挑戦 合成生物学は、遺伝子や分子を人工的に組み合わせることで、生物システムを再構築し理解しようとする学問分野です。合成生物学では、生物シス… この記事を読む
研究成果

鳥の糞から柑橘類の葉へ – アゲハ幼虫の変身を制御する遺伝子の発見

アゲハチョウ幼虫の紋様は変化する アゲハチョウは私たちの身近で見られる蝶です。日本では、ナミアゲハ以外にもナガサキアゲハやクロアゲハなど10種類以上のアゲハチョウが知られていますが、その幼虫の多くは、… この記事を読む
お知らせ

【研究キャリアの生かし方 #6】研究成果を社会の役に立てるために、ビジネスの世界へ – Beyond Next Ventures キャピタリスト・盛島真由博士

研究キャリアを生かしてさまざまなビジネスで活躍している方々を取り上げていく本連載。今回は、 Beyond Next Venturesで執行役員として働く盛島真由さんにご登場いただきます。 盛島さんは、… この記事を読む