Tag archives for 物質 - Page 6

研究成果

砂糖水に潜む、水分子の不思議な振動 – ブルーシフトの分子メカニズム解明

我々の体と炭水化物 皆さんが毎日必ず口にしているもの、それは炭水化物です。もちろんお菓子を食べたり、ジュースを飲んだりすれば糖を摂取しますし、ご飯を食べるとデンプン、野菜を食べればセルロースとして、炭… この記事を読む
研究成果

タンパク質が金ナノ粒子の配列を制御する! – バイオ物質と人工物の融合

バイオ物質のホモキラリティー 天然に最も良く見られる19種のL-アミノ酸とアキラルなグリシンからなるタンパク質やデオキシ-D-リボースが組み込まれたデオキシリボ核酸(DNA)など、自然界のD体、L体の… この記事を読む
研究成果

長時間光り続ける有機化合物を作る! – 有機蓄光システムの特色と今後の課題

身近な蓄光材料とその課題 蓄光材料(夜光塗料)は太陽光や照明の光を蓄積し、数時間に渡って発光し続けるため、非常誘導灯や時計文字盤、塗料や玩具など我々の身のまわりにもたくさん利用されています。この蓄光材… この記事を読む
研究成果

ガラスは通常の固体とは違う – 分子振動からみるガラスの特異性

物質の状態:気体、液体、固体、そしてガラス 物質の三態として、気体、液体、固体がよく知られています。気体は空間中を無限に広がります。液体は無限に広がることはありませんが、形を変えて流れます。そして、固… この記事を読む
研究成果

青銅比準結晶? – 黄金比でない準結晶を分子シミュレーションで生成

固体には、原子や分子が同じ繰り返し単位で並ぶ「結晶」とランダムに並ぶ「非晶質」しかないと考えられてきましたが、近年さまざまな物質群でそのどちらでもない「準結晶」が発見されるようになってきました。 準結… この記事を読む
研究成果

スズ・ヒ素を主成分とした層状超伝導体を発見 – 新しい超伝導・新機能物質群の候補

高温超伝導の夢 1911年にオランダのカマリン・オンネスが水銀の電気抵抗率が絶対温度以下で消失する超伝導現象を発見して以来、超伝導転移温度上昇に向けた研究が世界中で進められています。もしも室温を超える… この記事を読む
研究成果

トポロジカル絶縁体で巨大磁気抵抗効果を発見! – 非散逸電流のオンオフ切替を実現

エネルギー散逸のない電気の伝達や情報処理は、持続可能な社会の実現に向けてエレクトロニクス分野が達成するべき究極の目標です。この目標に向けて、通常は極低温でしか観測されない超伝導状態を私たちが生活してい… この記事を読む
研究成果

光照射によって「巨大な」磁気の波を発生

「磁石」という言葉を聞いてみなさんが想像するものとして、理科の実験で使った棒磁石や冷蔵庫にメモを貼りつける丸いマグネットなどが挙げられると思います。しかし、現代の情報社会を支える機器にはそれ以外にもさ… この記事を読む
研究成果

ゴムの破壊の物理学 -「速度ジャンプ」はなぜ起きるのか?

ゴム風船が割れるとき、大きな音とともに一気に破裂してびっくりした経験は誰しもあると思います。一方で、あまり膨らんでいないゴム風船に針などで穴をあけても、穴はそれほど広がらずゆっくりと空気が抜けていきま… この記事を読む
研究成果

まるでSFの世界? – 光刺激の有無で流れる、固まる、変形自在な物質の創出

SFの世界の変形自在な物質 突然ですが、この記事をご覧の皆さんは、映画ターミネーター2または最近ではターミネーター: 新起動/ジェニシスを観たことがありますか? 私は幼いころ、旅行中にこの映画を見まし… この記事を読む