Tag archives for 海洋学

研究コラム

サンゴの大規模白化によって魚類生態系サービスの経済価値はどう変化したか? – 日本最大のサンゴ礁・石西礁湖での危機

生態系から人への自然の恵み「生態系サービス」の経済価値 美しい自然の風景やそこでのレジャー体験、美味しい海や山の幸が取れる自然環境に、いくらの価値があるのでしょうか。これまで自然の価値はお金には代えら… この記事を読む
研究コラム

海底下のゆっくりすべりと巨大地震の関係 – 南海トラフのプレート境界をGNSS-A観測で見る

ゆっくりすべりとは? 日本列島の沖合では、東側から太平洋プレートが東日本のプレートの下へ、南側からフィリピン海プレートが西日本のプレートの下へと沈み込んでいます。この沈み込みによる海側のプレートと陸側… この記事を読む
研究コラム

化石サンゴからアッカド帝国の崩壊を探る – 約4,100年前の気候変動を復元

アッカド帝国はなぜ崩壊したのか? 西アジアのチグリス・ユーフラテス川流域で発達したメソポタミア文明では、約4,600年前に初の帝国であるアッカド帝国が建国されました。この帝国は、冬の雨季を利用した天水… この記事を読む
研究コラム

東北沖地震によって日本海溝に堆積した「有機炭素」とは? – 海底堆積物から巨大地震の影響を探る

地球表層の炭素循環と海底堆積物 炭素は、私たち人間も含めた生物を形作る有機物の主要な構成元素のひとつです。また、大気中二酸化炭素と地球温暖化の関係でもわかるように、気候を含めた地球環境にとっても、炭素… この記事を読む
研究コラム

失われた長江新石器文明の謎 – 約4200年前の気候変動を海洋堆積物から復元する

長江新石器文明衰退の謎 中国の長江河口域では、約7500年前から世界で最初に水稲稲作を開始した長江新石器文明が栄えました。日本の水稲栽培は、稲のDNA解析に基づくと、長江河口域から渡来したことが明らか… この記事を読む
研究コラム

海しぶきで海水から大気へ移る有機物とは? – 海の微生物と気候の関係解明を目指して

海しぶきで大気に舞う微粒子と気候への影響 大気に浮かぶ微粒子(エアロゾル)は太陽光を散乱・吸収することで、気温の変化に影響を与えるほか、雲粒を生成する核として雲や雨の量、雨の降り方に影響を及ぼすなど、… この記事を読む
研究コラム

ウイルス”再発見” – 海水から探るその新たな生存戦略

病気を引き起こさないウイルスは見過ごされてきた 皆さんは「ウイルス」についてどのくらいご存じでしょうか。ウイルスは、出血熱、下痢、腫瘍、風疹などさまざまな感染症の病原体としてよく知られています。冬に猛… この記事を読む
研究コラム

日本海は450万年前に太平洋と分離した – ネオジム同位体比でたどる海水の由来

日本海の成立 現在、日本海は深さ130m以下の海峡を通して外洋と繋がっていますが、日本海の深層水と外洋(太平洋)の深層水の交換は完全に遮断されています。この浅い海峡で閉じられた半閉鎖的な日本海には、外… この記事を読む
インタビュー

月が深層海洋大循環を引き起こす? –「乱流」との関係を探る 東京大学・日比谷紀之教授

海は、日本に暮らす人々にとって非常に身近で大切な存在だ。そんな海を対象とした学問「海洋学」は、海流などを研究する海洋物理学や、海の生きものを対象とする海洋生物学、海洋開発の手法を考察する海洋工学、海洋… この記事を読む
研究コラム

北極海の二酸化炭素吸収量は、海全体の約10%

北極海が吸収する二酸化炭素量が明らかに 北極海およびその周辺海域は、海水温が低いことや植物プランクトンの活動が盛んなことから、大気中の二酸化炭素を吸収すると考えられていました。しかしながら、北極海は、… この記事を読む
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