Tag archives for 医学

研究コラム

卵胞の成熟を助ける新しい分子「PRIP」 – 不妊の病因解明、アンチエイジングへの手がかりとなるか

生殖はすべての生物種が存続するうえで欠かせない生命現象ですが、種によってその仕組みはさまざまです。私たちヒトを含む脊椎動物においては、複数の組織・器官が連携して複雑で精緻なシステムを構築しています。そ… この記事を読む
研究コラム

頻脈性不整脈に「衝撃」的な解決策 – 衝撃波アブレーションによる、より安全で有効な治療を目指して

頻脈性不整脈とその治療法 頻脈性不整脈とは、心臓の拍動リズムの異常により、正常な拍動の範囲(1分間に100拍以上)を超えて脈が速くなる疾患のことです。脈が飛ぶことにより不快感を感じる期外収縮、脈がバラ… この記事を読む
研究コラム

リン酸化酵素が神経細胞で担う機能とは? – 概日リズム障害と加齢依存的な運動異常を示す変異マウス

神経細胞による概日リズムおよび運動の制御 神経系は生体の恒常性維持のためにさまざまな機能を制御しています。概日リズムや運動の制御は、神経系の重要な役割のひとつです。概日リズムは約24時間で周期的に繰り… この記事を読む
研究コラム

トラウマ記憶を弱めるには – マウスの記憶・睡眠研究から考えるPTSDケア

地震や性被害、虐待などにより心に深い傷を負うと、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症することがあります。PTSDの患者さんは、発症のきっかけとなったトラウマ記憶が、生活のあらゆる場面で突然蘇ったり… この記事を読む
研究コラム

導電性プラスチックでインフルエンザウイルスを計る – 将来、マスクをつけるだけで診断可能に!?

インフルエンザの診断 インフルエンザは、古くから人々にとって最も身近に存在するウイルス感染症のひとつでした。世界中で、毎年300万〜500万人が感染し、25万〜50万人が死亡するといわれています。家畜… この記事を読む
インタビュー

「基礎研究の裾野を広げなければ、応用研究への発展性はない」 – 順天堂大学医学部・小松則夫教授

「基礎研究の裾野を広げなければ、応用研究への発展性はありません。」そう語るのは、順天堂大学医学部の小松則夫教授だ。小松教授は血液内科医として働く傍ら、20年以上に渡り基礎研究に取り組み、2016年に発… この記事を読む
研究コラム

受精障害はなぜおこるのか? – オスだけが持つY染色体の遺伝子の役割に迫る

Y染色体とゲノム編集 Y染色体はオスにしか存在しません。それゆえ体の大きさや生殖機能など、オスのさまざまな特徴にY染色体が関与していることが考えられます。Y染色体はX染色体に比べ非常に小さく、染色体に… この記事を読む
研究コラム

「生体内合成化学治療」 – 体内の狙った部位で薬を現地合成して治療する

有機合成化学の新しい可能性:薬を現地合成する? 有機合成化学の分野では、日々、効率的な反応が開発されています。一方、最先端の反応を体内で使用して、生体機能を操ったり、病気を治療しようとする試みは現状で… この記事を読む
研究コラム

認知症の一種「前頭側頭葉変性症」の発症メカニズム – なぜ神経変性疾患の治療は困難なのか

これまでにメディアで「社会的地位にあった人が痴漢で逮捕」とか「立派な家がいつの間にかゴミ屋敷に」などのニュースに接したことがある方は多いかと思います。でも、こうした事件のなかには前頭側頭葉変性症(FT… この記事を読む
研究コラム

「痛み」をなくすことはできるのか? – 疼痛関連因子 “ネトリン4” の発見

  慢性の痛みと創薬 ケガや病気のあとに1~3か月以上続く「慢性の痛み」をもつ患者さんは、近年の国内調査では人口の14~23%、約2000万人近くにのぼるとされ、世界規模では15億人以上もの… この記事を読む