Archives for 研究成果 - Page 63

研究成果

【連載】脳望遠鏡:Biology 5.0で脳に挑む(3)

* 連載目次はこちら 近代科学の父と言われるガリレオが使った望遠鏡は、星の光を肉眼で見る(検出する)というものでした。当時は写真撮影もなかったので、スケッチで記録されていました。一方、 最近チリに建設… この記事を読む
研究成果

集団を絶滅させる”裏切りアリ”の謎に挑む – 京大・土畑重人博士

「アリに学べ!ロボットの集団行動最適化プロジェクト」は、ロボット工学や情報工学、数理生態学など、さまざまな分野を専門とする研究者で取り組む異分野連携型のプロジェクトである。しかし、異分野連携型と言って… この記事を読む
研究成果

土星の輪はどのように誕生したのだろうか? – 400年の謎にコンピュータシミュレーションで迫る

美しい土星の輪 1610年に、ガリレオ・ガリレイによって発見されてから、土星の輪の姿形の美しさは人々を魅了してきました。現在では、数千円の手頃な市販の望遠鏡でも土星の輪を観測することができるので、一般… この記事を読む
研究成果

染色体の太さはなぜ一定なのか – 染色体凝縮の謎に、物理学から挑む

  染色体凝縮とは? 私たち生命の遺伝子DNAは、細胞核の中に染色体として納められています。たとえば、ヒトの染色体は46本あり、染色体に含まれるDNAを足し合わせた全長は、2メートルにもなり… この記事を読む
研究成果

メスに関連する3つのはたらきを持つ遺伝子「Nrk」 – 乳がん発症抑制メカニズムの解明へ

  はじめに 哺乳動物の性染色体にはX染色体とY染色体があり、オスはそれぞれを1本ずつ、メスはX染色体を2本もっています。Nrk(Nik-related kinase)は、X染色体にコードさ… この記事を読む
研究成果

アルマ望遠鏡で175光年先の星を観る – 惑星形成のメカニズム解明を目指して

  我々が住む太陽系はどのようにして誕生したのでしょうか? 太陽系のような惑星系は他に存在しうるのでしょうか? これらの立証は天文学における一大テーマのひとつであり、現在も議論・研究が続いて… この記事を読む
研究成果

霊長類の脳が大きいのはヘビのせい? – 「ヘビ検出理論」の真偽に迫る

  霊長類の大きな脳 ほ乳類は、ほかの脊椎動物よりも身体のわりに大きな脳を持っています。なかでも多くの霊長類は、ほかのほ乳類よりも大きな脳を持っています。霊長類が脳(とくに視覚系)を発達させ… この記事を読む
研究成果

新奇体験が記憶力を増強させる – 記憶保持を司る分子メカニズムの解明を目指して

  「思いがけない出来事」が記憶の保持を強化する 「晩ごはんにどこで何を食べたか」といったささいな日常の記憶は、「海馬」と呼ばれる脳の領域に形成され、その多くは1日のあいだに忘れられることが… この記事を読む
研究成果

現代版”ホムンクルス”を作成し、生殖細胞の謎に迫る

  謎に包まれた"ホムンクルス"の正体 生殖細胞は、次の世代の個体を作り出す不思議な能力を持っている細胞です。生き物を個体のレベルでみると、体を作っている体細胞が主役で、生殖細胞はなくても一… この記事を読む
研究成果

【連載】脳望遠鏡:Biology 5.0で脳に挑む(2)

* 連載目次はこちら ガリレオ・ガリレイ(1564-1642)は、初めて望遠鏡を使った天体観測をし、顕微鏡を使って昆虫の複眼を観察しました。ガリレオは、ピサの斜塔の有名な落下実験で知られるように、実験… この記事を読む