Archives for 研究成果 - Page 55
「未知の世界をロボットで解き明かしたい」 – 日本の海底探査チーム「Team KUROSHIO」共同代表・大木健博士
【academist挑戦中】無人探査ロボットで東京ドーム1万個分の海底地図を描きたい! 「未知の世界をロボットで解き明かすことに興味がある」と話す海洋開発研究機構(JAMSTEC) 技術… この記事を読む
セレン原子が切り開く、インスリン化学合成と機能の向上を目指した新しい道筋
インスリン製剤の現状 糖尿病患者の数は世界で4億人を超えるといわれています。インスリン製剤は患者の命をつなぐ唯一の薬剤である一方で、高頻度での製剤の皮下投与は患者の肉体的、精神的、そして経済的な負担が… この記事を読む
科学史の研究って、どんなことをしているの? – 国立科学博物館・有賀暢迪研究員に聞く
科学史という研究分野をご存知だろうか。言葉をそのまま解釈すると、科学と歴史を組み合わせた学問というように捉えることができる。しかしながら、科学という言葉には多様な意味が含まれており、また歴史を調べるに… この記事を読む
流氷の海に住む魚はなぜ凍死しない? – 宇宙実験で解き明かす
南極や北極の流氷で覆われた海は、海水温が-2℃以下になっています。こんな極限的な寒冷環境のなかでも、魚をはじめさまざまな変温動物が生息しています。彼らは、なぜ凍死することなく生き延びることができるので… この記事を読む
アスパラガスのよもやま話 – 性決定遺伝子の候補を中心に
アスパラガスの生態・雌雄性 食用アスパラガス(Asparagus officinalis)は寒冷地でも春先に収穫できる貴重な野菜です。食用アスパラガスは多年生作物であり、露地栽培においては、春に萌芽し… この記事を読む
シロイヌナズナで高効率のゲノム編集を実現! – 植物科学を加速するカマイタチ・ベクターとは
私たちの研究室では、植物研究に最もよく使われるシロイヌナズナというモデル植物で、非常に高い効率でゲノム編集を行う分子ツールを開発しました。その名もカマイタチ・ベクター。ベクターとは小さいDNA断片で、… この記事を読む
細胞膜内に存在する機能領域「ラフト」の正体に迫る
細胞膜はどのような構造をしているのでしょうか? 地球上のすべての細胞の細胞膜は2次元の液体です。細胞膜は、脂質とタンパク質からできていて、それらの分子は細胞膜の2次元液体中で熱運動して動き回っています… この記事を読む
卵を守るオス – タガメの父親による卵保護行動はアリに対しても有効か?
昆虫の親による子の保護 私たちヒトを含む動物のなかには、子供を天敵から守ったり、餌を与えたりするような保護行動を示すものがいます。昆虫では、アリやハチのような真社会性に加え、一時的に卵や幼虫のみを保護… この記事を読む
チンパンジーは「三にして立つ?」- 行動研究から示唆されるチンパンジーの栄養的自立の時期
旅行で訪れた異国の地で、現地の人びとと交流し、「こんな習慣があるのか」と驚いた経験が、みなさんにもあるかもしれません。たとえば挨拶ひとつとっても、ハグをされたりキスをされたりすると、日本で生まれ育った… この記事を読む
「基礎研究の裾野を広げなければ、応用研究への発展性はない」 – 順天堂大学医学部・小松則夫教授
「基礎研究の裾野を広げなければ、応用研究への発展性はありません。」そう語るのは、順天堂大学医学部の小松則夫教授だ。小松教授は血液内科医として働く傍ら、20年以上に渡り基礎研究に取り組み、2016年に発… この記事を読む