Archives for 研究成果 - Page 37
微生物の生命活動を「金ナノ粒子」を使ってリアルタイムで評価する!
微生物の活性評価 お酒やヨーグルトなどに欠かせない微生物。一方、食中毒や感染症の要因となる微生物。私たちはさまざまな微生物に囲まれて生活しています。私たちの研究グループでは、微生物を検出する研究を行っ… この記事を読む
食べる意欲や我慢は、無意識に働く脳活動と関係するか – 脳磁図実験で探る!
ひとは無意識のうちに行動の意思決定をしている 医師 「○○さん、血糖値が最近上がってきましたね。」 患者 「お土産のお菓子をたくさんもらって、美味しそうだし、残すともったいないのでついつい食べてしまい… この記事を読む
北極海の二酸化炭素吸収量は、海全体の約10%
北極海が吸収する二酸化炭素量が明らかに 北極海およびその周辺海域は、海水温が低いことや植物プランクトンの活動が盛んなことから、大気中の二酸化炭素を吸収すると考えられていました。しかしながら、北極海は、… この記事を読む
骨の治癒がヒントに! 高速で傷が治る耐熱セラミックス
「自己治癒材料」とは 骨は我々の体重や日々の活動を支えている主要な構造部材です。さらに、骨折した場合、き裂を「自律的」、そして「完全」に修復してくれます。この機能は、室温、大気中および地球の重力下で人… この記事を読む
巨大なナメクジWANTED! – 京大・宇高寛子助教が取り組む「ナメクジ捜査網」プロジェクト
一般市民が科学研究に参加・協力する「市民科学(シチズンサイエンス)」の取り組みが日本でも活発になってきている。academistおよびacademist Journalではこれまでに、雷雲に潜むガンマ… この記事を読む
ペプチドを加えることで、クモ糸シルクのフィルムを高強度化!
シルクとは? みなさんはシルクと聞くと何を思い浮かべるでしょうか? カイコ(家蚕)が紡ぐ絹糸は滑らかな光沢に肌触りの良い良質な糸であり、高級衣類として古くから利用されている繊維素材です。シルクといって… この記事を読む
ダンゴムシがダンゴになれないとき – 子育てコストの検証実験
オカダンゴムシがまるくなると? オカダンゴムシ(以下、ダンゴムシ)は皆さんご存じでしょう。落ち葉や石の下でよく見つかり、つつくとまるくなるあれです。もとはヨーロッパ原産の外来生物で、現在はほぼ日本全国… この記事を読む
外環境を感知してエネルギー源を切り替えるエコロジカルなナノモーター
くるくる回る細菌の運動器官 - べん毛 私たちの身の回りには、肉眼では見えない生物、「微生物」がありとあらゆる場所にいます。一般に微生物というと、近年多発する食中毒事件によって、「病原菌」のような悪い… この記事を読む
特定の信号で自発的に「群れ」をつくる分子ロボットの開発に成功!
人工知能(AI)が急速に発展するなか、AIがヒトの知能を超える「技術的特異点(シンギュラリティ)」が話題に上るようになりました。一方、2016年度ノーベル化学賞の受賞テーマになるなど「ナノマシン(分子… この記事を読む
日本で発見された新種の珍渦虫「Xenoturbella japonica」 – 謎多き海生生物の研究を進めるために
脳や肛門を持たない海の生きもの「珍渦虫」 珍渦虫(ちんうずむし)は海底にすむ海産無脊椎動物で、脳などの中枢神経系、眼、肛門、循環器官、生殖器官を持たない構造をしています。この構造があまりに単純であるた… この記事を読む