Archives for 研究成果 - Page 31
難治性乳幼児てんかんの原因遺伝子を発見 – その病態形成メカニズムに迫る
難治性乳幼児てんかんとは てんかんは最も頻度が高い神経疾患のひとつであり、およそ1000人に6~8人がてんかんに罹患しているといわれています。特に乳幼児期に発症する早期発症型てんかんは、難治性であるこ… この記事を読む
ニホンザルのiPS細胞の製作に成功! – 「霊長類学」の新たな可能性
ニホンザルと霊長類学 さまざまな童話にも登場するように、私たち日本人にとってニホンザルは古くから身近にいる、馴染みのある存在です。そのため、私たちはニホンザルが「一番普通のサル」という印象をもちますが… この記事を読む
細胞の自爆で体内に結晶ができる? – アレルギーでみられる「シャルコー・ライデン結晶」のできる仕組みを解明!
シャルコー・ライデン結晶とは? 19世紀、日本では黒船来航で大騒ぎになっていた頃のことです。顕微鏡を使って解剖病理学を研究していたフランスのシャルコー教授は、病気の患者さんの体から、細長いひし形の小さ… この記事を読む
柑橘系のにおいを嗅ぐとオレンジ色を記憶しづらくなる? – 嗅覚と視覚の不思議な関係
ヒトの嗅覚は犬など他の動物より感度が低いといわれますが、とはいえ「におい」が私たちの生活に及ぼす影響は少なくなく、見た目の印象がにおいによって変わることがあります。たとえば、レストランでメニューの写真… この記事を読む
大学はもう死んでいる?- 東京大学・吉見俊哉教授
都市論や文化研究を専門とする東京大学・吉見俊哉教授。大学の現状に危機感を抱いた吉見教授は、大学を再定義すべく、その壮大な歴史をたどる『大学とはなにか』(岩波書店、2011)を著した。その著書によれば、… この記事を読む
どのようなキャリアを歩む人が結婚しやすい/しにくいのか? – 継時的なデータ分析で明らかにする
変容するキャリアと家族形成 ここ数十年で、日本も含め先進諸国において家族形成と雇用をめぐる環境は大きく変化しました。第1の変化が、未婚化・晩婚化です。日本では、1985年から2015年にかけて生涯未婚… この記事を読む
日本海は450万年前に太平洋と分離した – ネオジム同位体比でたどる海水の由来
日本海の成立 現在、日本海は深さ130m以下の海峡を通して外洋と繋がっていますが、日本海の深層水と外洋(太平洋)の深層水の交換は完全に遮断されています。この浅い海峡で閉じられた半閉鎖的な日本海には、外… この記事を読む
磁石を使った新しい熱電変換! – 室温巨大異常ネルンスト効果の発見
高度IoT&省エネ社会は熱電変換が実現!? スマートフォンに代表されるように近年の情報化社会の発展は著しく、家電や自動車、防犯機器などさまざまな機器がインターネットに接続し、情報を相互に交換できるよう… この記事を読む
宗教から読み解く”皮膚感覚”のイラン – 東京外国語大学・村山木乃実氏
イランという名前を聞いたとき、なにを思い浮かべるだろうか。中東の経済大国、反米、シーア派、核開発……。いずれもニュースでよく目にする言葉だ。しかし、それらの言葉では掴みきれていない「イラン」があるので… この記事を読む
新しい超伝導物質を次々に発見! – マテリアルズ・インフォマティクスの可能性
次世代の超伝導物質探索 1911年、絶対温度に冷却した水銀の電気抵抗が突然消失する現象から「超伝導」が発見されました。送電線などには電気抵抗の非常に低い銅が広く使われていますが、発電所から我々の手元に… この記事を読む