Archives for 研究成果 - Page 31

研究成果

大学はもう死んでいる?- 東京大学・吉見俊哉教授

都市論や文化研究を専門とする東京大学・吉見俊哉教授。大学の現状に危機感を抱いた吉見教授は、大学を再定義すべく、その壮大な歴史をたどる『大学とはなにか』(岩波書店、2011)を著した。その著書によれば、… この記事を読む
研究成果

どのようなキャリアを歩む人が結婚しやすい/しにくいのか? – 継時的なデータ分析で明らかにする

変容するキャリアと家族形成 ここ数十年で、日本も含め先進諸国において家族形成と雇用をめぐる環境は大きく変化しました。第1の変化が、未婚化・晩婚化です。日本では、1985年から2015年にかけて生涯未婚… この記事を読む
研究成果

日本海は450万年前に太平洋と分離した – ネオジム同位体比でたどる海水の由来

日本海の成立 現在、日本海は深さ130m以下の海峡を通して外洋と繋がっていますが、日本海の深層水と外洋(太平洋)の深層水の交換は完全に遮断されています。この浅い海峡で閉じられた半閉鎖的な日本海には、外… この記事を読む
研究成果

磁石を使った新しい熱電変換! – 室温巨大異常ネルンスト効果の発見

高度IoT&省エネ社会は熱電変換が実現!? スマートフォンに代表されるように近年の情報化社会の発展は著しく、家電や自動車、防犯機器などさまざまな機器がインターネットに接続し、情報を相互に交換できるよう… この記事を読む
研究成果

宗教から読み解く”皮膚感覚”のイラン – 東京外国語大学・村山木乃実氏

イランという名前を聞いたとき、なにを思い浮かべるだろうか。中東の経済大国、反米、シーア派、核開発……。いずれもニュースでよく目にする言葉だ。しかし、それらの言葉では掴みきれていない「イラン」があるので… この記事を読む
研究成果

新しい超伝導物質を次々に発見! – マテリアルズ・インフォマティクスの可能性

次世代の超伝導物質探索 1911年、絶対温度に冷却した水銀の電気抵抗が突然消失する現象から「超伝導」が発見されました。送電線などには電気抵抗の非常に低い銅が広く使われていますが、発電所から我々の手元に… この記事を読む
研究成果

うつ病とリボソーム遺伝子の関連を発見! – 心理特性と遺伝子発現から探る

うつ病とストレス うつ病は、憂うつ気分、意欲や興味の低下、不眠、食欲低下などの症状が現れ、それが持続するようになる病気です。うつ病はありふれた病気ですが、どうしてうつ病になるのか、どのような人がうつ病… この記事を読む
研究成果

生命の起源 – 原始的な複製体はいかに複雑化しうるのか?

自己(情報)の複製と生命の起源 生命の起源を考えるためには、まず生命とは何なのかを考えないといけません。この哲学的な問いに対する決まった答えはまだありませんが、我々が生命だと疑いなく認識できるものには… この記事を読む
研究成果

飲み放題は大学生の飲酒量を増やすか? – アルコールと上手に付き合うために

飲み放題では飲みすぎてしまう? みなさんは、飲み放題のサービスを利用したことがありますか? 日本で有名なレストランガイド「食べログ」で検索すると約34%の居酒屋が飲み放題サービスを提供していることがわ… この記事を読む
研究成果

なぜ哺乳類と鳥類は大きな脳を進化させることができたのか? – ビッグデータが解明する脳サイズ進化の謎

脳サイズ進化の謎 ヒトを含む哺乳類と鳥類は、同じ大きさの魚類や両生類と比べておよそ10倍~20倍大きな脳を持っています。哺乳類と鳥類のなかに高い学習能力や社会性を持つ動物が多く見られるのは、このように… この記事を読む