Tag archives for 神経科学

研究コラム

塩のおいしさを感じる仕組みとは? – 塩味情報を神経へ伝えるセンサー分子の働きが明らかに

塩はなぜ「おいしい」? ヨーロッパの民間伝承に、こんなエピソードがあるそうです。ある日父親が、「僕のことをどれぐらい好き?」と娘に尋ねました。娘が「塩と同じくらいよ」と答えたので、父親は大変気分を害し… この記事を読む
研究コラム

瞬時に良いものを見つける”視覚探索スキル”の脳内メカニズムとは? – サルの行動実験と神経回路から探る

視覚探索スキルとは? 私たちは生涯を通じてさまざまなスキルを獲得します。スキルには、歩行、手指の使い方、文字の識別といった基本的なものから、スポーツ、楽器の演奏、言語習得といった複雑なものまであります… この記事を読む
研究コラム

プリオン病の異種間での感染を抑制する因子とは? – タンパク質の局所的な揺らぎが「種の壁」をつくる

プリオン病の謎、「種の壁」とは? 哺乳類が患う難治性の神経変性疾患のなかにプリオン病があります。プリオン病は、ウイルスのように核酸ではなくプリオンタンパク質というタンパク質を介して感染するという大きな… この記事を読む
研究コラム

ヒト脳進化研究としてのチンパンジーiPS細胞 – 「ヒトの知性」の解明を目指して、脳の形成プロセスを追う

ヒト脳進化研究とチンパンジー ホモ・サピエンス(=賢いヒト)という名称が表すように、私たちヒトを人たらしめている最大の特徴は高度な知性にあるといえます。事実、私たちヒトの知性は、古今東西、地球上に生息… この記事を読む
研究コラム

チンパンジーの細胞をリプログラミング – iPS細胞製作の副産物が示す神経堤細胞様の特性

出発点:ヒトの特性を理解するためには何が必要だろうか? 筆者(今村)が博士号を取得して数年が経ったころです。それまでマウスを扱った基礎医学研究に取り組んできましたが、新たにコモンマーモセットという小型… この記事を読む
研究コラム

脳は複雑な動作をどのように表現するか? – “階層的運動情報表現”の可視化に挑む

複雑な運動をするときの脳とは? 料理番組を観てプロの料理人の流れるような手際の良さに驚いたり、一流の音楽家の演奏を聴いて、なんでこんなに長くて難しい曲を間違えずに演奏できるんだろう? と不思議に思った… この記事を読む
研究コラム

胎生早期ニューロンの「横流れ」が、”外套のように丈が長くて広い”大脳皮質づくりを下支えする

大脳皮質が「顎側に向けて広い」意義 成人の大脳皮質は、同じ大脳に属する「基底核」を頭頂部側および外側(耳側)からすっぽりと覆うように存在しています。その様子が、まるである人物(基底核)が丈の長い上着(… この記事を読む
研究コラム

パーキンソン病はサプリメントで予防できるか? – 神経シナプスのαシヌクレインがその鍵を握っている

パーキンソン病とは? 超高齢社会となった先進諸国では、認知症に続いてパーキンソン病が高齢者のあいだで増加しています。パーキンソン病は、手足の震え、姿勢維持の障害、緩慢な動作、筋肉の硬直などの運動障害が… この記事を読む
研究コラム

赤ちゃんの知覚は老人と似ている? – 運動知覚の発達過程を探る

私たちは皆、赤ちゃんだったときの記憶を持っていません。したがって、赤ちゃんのときにどのように外の世界が見えていたのかを覚えている人はいません。赤ちゃんが見ている世界は、私たち大人と変わらないのでしょう… この記事を読む
研究コラム

高齢者の体が震える原因とは? – 「本態性振戦」の発症メカニズムをマウスの脳から探る

本態性振戦とは? 今、日本は未曽有の高齢化社会です。連日のように高齢化社会によるさまざまな問題がマスメディアによって報道されています。 人は歳を取ると細かい動きが不得意になります。とくに手先の震えは老… この記事を読む