Tag archives for 物質 - Page 5

研究成果

原子の対称性を超えるナノ物質を発見!? – 理論化学の最前線

球よりも対称性の高い四面体 数学や物理学、コンピューターシミュレーションなどを駆使することで、実験室で実験を行うことなく、物質の性質を明らかにする学問のことを理論化学と呼びます。実験で得られるデータを… この記事を読む
研究成果

磁石を使った新しい熱電変換! – 室温巨大異常ネルンスト効果の発見

高度IoT&省エネ社会は熱電変換が実現!? スマートフォンに代表されるように近年の情報化社会の発展は著しく、家電や自動車、防犯機器などさまざまな機器がインターネットに接続し、情報を相互に交換できるよう… この記事を読む
研究成果

新しい超伝導物質を次々に発見! – マテリアルズ・インフォマティクスの可能性

次世代の超伝導物質探索 1911年、絶対温度に冷却した水銀の電気抵抗が突然消失する現象から「超伝導」が発見されました。送電線などには電気抵抗の非常に低い銅が広く使われていますが、発電所から我々の手元に… この記事を読む
研究成果

X線スペクトル測定×機械学習 – 学習と予測による実験計画の自動決定

機械学習とは? 最近、人工知能(Artificial Intelligence: AI)関連のニュースは毎日のように流れており、 AI内蔵のスマートフォン、スマート家電やAIを使ったサービスの普及など… この記事を読む
研究成果

骨の治癒がヒントに! 高速で傷が治る耐熱セラミックス

「自己治癒材料」とは 骨は我々の体重や日々の活動を支えている主要な構造部材です。さらに、骨折した場合、き裂を「自律的」、そして「完全」に修復してくれます。この機能は、室温、大気中および地球の重力下で人… この記事を読む
研究成果

特定の信号で自発的に「群れ」をつくる分子ロボットの開発に成功!

人工知能(AI)が急速に発展するなか、AIがヒトの知能を超える「技術的特異点(シンギュラリティ)」が話題に上るようになりました。一方、2016年度ノーベル化学賞の受賞テーマになるなど「ナノマシン(分子… この記事を読む
研究成果

加熱・冷却すると歩いたり転がったりする「ロボット結晶」を開発! – ソフトロボットへの応用に期待

ある温度になると曲がる結晶 結晶とは、原子や分子が周期的に規則正しく並んだ物質です。私たちの身のまわりには多くの結晶があります。たとえば、砂糖や食塩、氷やダイヤモンドなども結晶です。これらの結晶のイメ… この記事を読む
研究成果

薄さは分子1個分! 室温でも「超安定」な極薄有機分子膜 – 磁気メモリの高密度化・省エネ化を促進

有機分子は優れたエレクトロニクス材料 最近、身のまわりの電子機器の材料に有機分子が活用され始めています。たとえば、テレビやスマートフォンは、従来のものより薄く、画面も高精細で鮮明になりました。これらデ… この記事を読む
研究成果

硫黄が拓く液晶化学 – 室温付近で液晶性を有するπ共役系棒状分子

結晶と液体のあいだ? 液晶ディスプレイの普及により、「液晶」という言葉がよく使われるようになりました。しかしながら、液晶が何を意味しているのか、ご存知の方は意外と多くはないかと思います。まず、液晶につ… この記事を読む
研究成果

「量子スピン液体」の神秘性 – 宇宙と物質のあいだにある不思議な対応関係とは

固体なのにドロドロ? 「量子スピン液体」とはなんでしょう? この疑問に答えるためにはまず、「量子」「スピン」「液体」という3つの概念について物理学的に理解する必要があります。「液体」は皆さんご存知のと… この記事を読む