Tag archives for 植物 - Page 4

研究成果

コケで都市の大気環境を評価する – “コケ”にはできないコケのちから

小さくて目立たず、美しい花も咲かせない。おまけに食べても美味しくないため、文字どおり、"コケ"にされがちなコケ。でも、このコケが、私たちの環境を理解するうえで極めて有用な生物であることはあまり知られて… この記事を読む
研究成果

“ゴキブリ”にタネまきしてもらう植物「ギンリョウソウ」

「植物の実を食べ、タネを運ぶ動物は何?」と尋ねられたら、どう答えるでしょうか。多くの人はヒヨドリやツグミ、テンなどを思い浮かべ、トリやケモノ(鳥類・哺乳類)と返答することでしょう。一方、昆虫と答える人… この記事を読む
研究成果

酢酸を使って乾燥ストレスに打ち勝つ植物の生存戦略とは 

環境応答とエピジェネティック制御 あらゆる生命活動の基本となる「水」の欠乏は、生物にとってクリティカルヒットになります。地球温暖化にともなう気候変動により、世界各地で長・短期に関わらず乾燥や干ばつが起… この記事を読む
研究成果

緑藻の体内時計をリセットするメカニズム – 赤や紫の光情報を伝える因子CSLを発見

緑藻は植物? 動物? 池の水は緑色をしています。これは、緑藻と呼ばれる生物がたくさんいるからです。緑藻の多くは単細胞生物で、光合成をして生きています。その点では植物と言えます。しかし、多くの緑藻は鞭毛… この記事を読む
研究成果

アスパラガスのよもやま話 – 性決定遺伝子の候補を中心に

アスパラガスの生態・雌雄性 食用アスパラガス(Asparagus officinalis)は寒冷地でも春先に収穫できる貴重な野菜です。食用アスパラガスは多年生作物であり、露地栽培においては、春に萌芽し… この記事を読む
研究成果

シロイヌナズナで高効率のゲノム編集を実現! – 植物科学を加速するカマイタチ・ベクターとは

私たちの研究室では、植物研究に最もよく使われるシロイヌナズナというモデル植物で、非常に高い効率でゲノム編集を行う分子ツールを開発しました。その名もカマイタチ・ベクター。ベクターとは小さいDNA断片で、… この記事を読む
研究成果

植物が緑になるか否かはどう決まる? – 根で葉緑体の発達をコントロールするしくみ

動物と植物の違いは? 動物と植物の違いはなんでしょうか? 小さな子どもに説明するなら、動き回ってなにか食べるのが動物、じっとしていて食べないのが植物、ということになるでしょう。ただ、サンゴのように動か… この記事を読む
研究成果

自食作用「オートファジー」の新たな役割 – 壊れた葉緑体は細胞内のリサイクル工場へ

植物の光合成装置「葉緑体」 道端で、花壇で、あるいは田んぼや畑で、私たちが日常的に目にする植物ですが、彼らがどのように生き育っているかご存知でしょうか。大半の植物は、土壌に張った根から栄養分を吸収し、… この記事を読む
研究成果

植物は病原菌からどう身を守るのか? – 新たな免疫応答メカニズムの解明

植物と聞いて、どのようなイメージが思い浮かぶでしょうか。私たち動物と異なり動かない、静的な生物と思っている方も多いのではないかと思います。たしかに植物は、手足を持つわけではなく、動物のように動き回った… この記事を読む
研究成果

受精しなくても胚珠は発達する? – 植物界の常識を覆す新たな現象、POEMに迫る!

  みなさん、今日は何をお召し上がりになりましたか? カレーライス? それともサンドウィッチですか? ところで今日お召し上がりになったご飯、あるいはパンは植物のどこからやってきたかご存知です… この記事を読む