Tag archives for 化学

研究コラム

かなづちで叩くと酸化還元反応が進行する? – 物理的な「力」を利用した新たな化学反応

化学反応を促進する方法 化学反応は、熱や光により促進されることが広く知られています。たとえば、室温で混ぜるだけではまったく進行しない反応が、加熱することにより円滑に進行する場合があります。同様に、光照… この記事を読む
研究コラム

フラスコの回転だけで分子を右巻き、左巻きに! – 生命のホモキラリティーの起源に迫る

分子のキラリティーとは? - 生体への働きかけに重要 分子は、その構造の鏡像と重ね合わせることができない性質を示すことがあり、これを分子のキラリティーと呼び、そのような分子をキラル分子と呼びます。 た… この記事を読む
研究コラム

氷はマイナスの電気を流す半導体? – 紫外線で電子の移動を制御

氷にだって電気は流れる 液体の水に食塩などを入れるとそこに電気が流れることは、小学校の理科実験などでもよく知られています。これは食塩(NaCl)が水の中でNa+とCl-というそれぞれプラス、マイナスの… この記事を読む
研究コラム

ギ酸で水素エネルギー社会を切り拓く – 重水素ガスを作り分ける新たな触媒技術

ギ酸は水素ガスを安全に貯蔵輸送できる液体 日本国内における燃料電池自動車の販売が開始し、さらに水素ステーションの商用運用も整備され始め、水素エネルギー社会が本格的に幕を開けました。環境負荷が低く高効率… この記事を読む
研究コラム

「ナノ物質の周期表」の誕生 – 幾何学的対称性から生まれた新たな理論モデル

ナノ物質の周期表 原子の物理的・化学的な性質は元素によってさまざまに変化しますが、完全にばらばらなわけではなく、原子番号(原子核に含まれる陽子の数)に従ってある一定の周期で変化することが知られています… この記事を読む
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10兆分の1秒の世界で起きる誰も見たことのない現象を追う – 「時間分解分光法」で挑む、学習院大学・岩田耕一教授

10兆分の1秒、と聞いてピンとくる人は多くないだろう。私たちにとってはあまりに短すぎる瞬間でも、分子から見るとその姿を変化させるのには充分ともいえる時間だ。そんな、ピコ秒(10-12=1兆分の1秒)〜… この記事を読む
研究コラム

光反応中の分子はどのように動く? – 超高速X線科学のフロンティア

光反応はどのように進む? 光反応は、光をトリガーとして引き起こされる化学反応を指し、光触媒や人工光合成といった光機能性の基礎をなすものです。分子が光を吸収すると通常よりエネルギーの高い状態に励起され、… この記事を読む
研究コラム

新たな触媒技術でアミノ酸を化成品原料へ変換する!

アミノ酸は化成品の原料になるか? 石油に代表される化石資源はいつか枯渇するため、再生可能な植物資源から化成品原料を製造する研究が現在盛んに行われており、実際に商業化した例もあります。たとえば、木質資源… この記事を読む
研究コラム

人工細胞はシンギュラリティを越えられるか!? – 現代の錬金術で生命の創発に挑む

"うたかた"の研究 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみにうかぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 この有名な… この記事を読む
研究コラム

究極に美しい分子を作りたい – 結び目や絡み目をもつベンゼンの鎖

近年注目を集める「分子ナノカーボン科学」 グラフェンやカーボンナノチューブなどのナノメートルサイズの周期性をもつ炭素物質は「ナノカーボン」と呼ばれ、軽量で高機能な次世代材料として期待されている物質です… この記事を読む