Tag archives for 化学

研究コラム

光を当てるとねじれ曲がる結晶 − 分子の反応を材料の動きへ

光に反応する分子 私たちには、なぜ身のまわりのものの色が見えるのでしょうか。それは、その物質を構成する分子が光を吸収しているからです。分子はその分子に特有の波長の光を吸収します。物質に吸収されなかった… この記事を読む
研究コラム

目に見えない光を放つスマートな有機分子の開発 – すりつぶすと色が変化するメカノクロミズムを利用

可視光、紫外光、赤外光とは 我々の生活は、太陽の光や蛍光灯・LED、テレビなど「目に見える光」に囲まれています。一般的に光はさまざまな波長を持っており、波長の違いによって色の違いが識別されます。そして… この記事を読む
研究コラム

表と裏で別の顔をもつ「ヤヌス型分子」を創る! – 新しいへんてこ化合物の行く末

2つの顔をもつ分子って? 「ヤヌス」という神様をご存知でしょうか。ローマ神話の出入り口と扉の神、すべての行動の初めを司る神なのだそうで、前後に2つの顔をもつのが特徴です。いきなり「神」と言われても少々… この記事を読む
研究コラム

生物にとって「温度」とは何なのか – 細胞1個の”アツい”熱の研究最前線

熱産生し「恒温」動物のようにふるまう魚 小中学校で、哺乳類や鳥類は自分の周りの環境によらず体温を一定に保つ恒温動物、魚類や両性類は周りの環境の温度によって体温が左右される変温動物、と習った人も多いので… この記事を読む
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原子間力顕微鏡で原子1個の電気陰性度を測定する!

電気陰性度とは? 2つの原子が化学結合を形成するとき、電子が互いに等しく共有される場合は「共有結合」、片方の原子からもう片方の原子へ完全に電子が移行する場合は「イオン結合」となります。一般的には、酸化… この記事を読む
研究コラム

隕石から最古の鉱物を新発見 – 新鉱物「ルービナイト」に刻まれた太陽系形成進化史

太陽系の形成進化過程で、溶融や分化を経験しなかった始原的隕石の中には、太陽系初期に形成した物質がそのまま保存されています。始原的隕石に含まれる太陽系最古の物質から新たに発見された鉱物には、太陽系誕生直… この記事を読む
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ミセルの会合数の不連続性を発見 – 高校化学の教科書の記載が変わるかも?

従来のミセルの概念 ミセルは洗剤や、化粧品の材料、薬物の送達など多くの分野に使われている、きわめて身近な存在です。また、生命現象の根幹である細胞膜や細胞内の物質の移動もミセルの一種であるベシクルが重要… この記事を読む
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セレン原子が切り開く、インスリン化学合成と機能の向上を目指した新しい道筋

インスリン製剤の現状 糖尿病患者の数は世界で4億人を超えるといわれています。インスリン製剤は患者の命をつなぐ唯一の薬剤である一方で、高頻度での製剤の皮下投与は患者の肉体的、精神的、そして経済的な負担が… この記事を読む
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有機分子のなかを伝わる「粒子」と「波動」の中間的な電荷 – その性質が明らかに

「粒子」と「波動」? 「粒子」と「波動」の中間、と聞くと、学生時代に量子論を学んだ懐かしい(忌まわしい?)記憶がよみがえる方もいるかもしれません。それまでは電磁波という「波動」だと考えられていた光が、… この記事を読む
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タンパク質結晶を細胞内で操る! – カイコがウイルスに感染したときにできる「多角体」を利用

細胞の中でタンパク質の結晶!? タンパク質は生体内でケージ状や繊維状、2次元シートなどさまざまな集合構造を形成することにより、生命活動に必要な機能を果たしています。これらのタンパク質集合体は、幅広いサ… この記事を読む