Tag archives for 脳科学 - Page 2

研究成果

猫とのふれあいは人の脳機能を活性化させる? – 猫の”きまぐれな”気質が秘める健康効果

猫に代表されるペットは、我々にたくさんの幸せをもたらしてくれます。近年では、人の脳機能にまで影響を及ぼしうることがわかってきました。しかし、「なぜ影響が生じるのか?」というメカニズム部分は、まだ不明瞭… この記事を読む
研究成果

レム睡眠中の脳の再生能力が記憶を定着させる – 睡眠中の記憶固定化のメカニズムにせまる

睡眠中の記憶の定着に新生ニューロンは機能を持つか? 通常、大人の脳では神経細胞が再生することはありませんが、海馬のような一部の部位では例外的に大人になってからも毎日神経細胞が新しく生まれる(成体脳のニ… この記事を読む
研究成果

塩のおいしさを感じる仕組みとは? – 塩味情報を神経へ伝えるセンサー分子の働きが明らかに

塩はなぜ「おいしい」? ヨーロッパの民間伝承に、こんなエピソードがあるそうです。ある日父親が、「僕のことをどれぐらい好き?」と娘に尋ねました。娘が「塩と同じくらいよ」と答えたので、父親は大変気分を害し… この記事を読む
研究成果

瞬時に良いものを見つける”視覚探索スキル”の脳内メカニズムとは? – サルの行動実験と神経回路から探る

視覚探索スキルとは? 私たちは生涯を通じてさまざまなスキルを獲得します。スキルには、歩行、手指の使い方、文字の識別といった基本的なものから、スポーツ、楽器の演奏、言語習得といった複雑なものまであります… この記事を読む
研究成果

プリオン病の異種間での感染を抑制する因子とは? – タンパク質の局所的な揺らぎが「種の壁」をつくる

プリオン病の謎、「種の壁」とは? 哺乳類が患う難治性の神経変性疾患のなかにプリオン病があります。プリオン病は、ウイルスのように核酸ではなくプリオンタンパク質というタンパク質を介して感染するという大きな… この記事を読む
研究成果

脳は複雑な動作をどのように表現するか? – “階層的運動情報表現”の可視化に挑む

複雑な運動をするときの脳とは? 料理番組を観てプロの料理人の流れるような手際の良さに驚いたり、一流の音楽家の演奏を聴いて、なんでこんなに長くて難しい曲を間違えずに演奏できるんだろう? と不思議に思った… この記事を読む
研究成果

胎生早期ニューロンの「横流れ」が、”外套のように丈が長くて広い”大脳皮質づくりを下支えする

大脳皮質が「顎側に向けて広い」意義 成人の大脳皮質は、同じ大脳に属する「基底核」を頭頂部側および外側(耳側)からすっぽりと覆うように存在しています。その様子が、まるである人物(基底核)が丈の長い上着(… この記事を読む
研究成果

音階が言葉に聞こえる – 脳から見る絶対音感と言語の関係

日向坂46と絶対音感 今年リリースされた日向坂46の『ドレミソラシド』という曲が、絶対音感を持つ人のあいだで話題になっています。「ド、レ、ミ」という歌詞なのに、メロディーの音高が「ミ♭、ファ、ソ」なの… この記事を読む
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高齢者の体が震える原因とは? – 「本態性振戦」の発症メカニズムをマウスの脳から探る

本態性振戦とは? 今、日本は未曽有の高齢化社会です。連日のように高齢化社会によるさまざまな問題がマスメディアによって報道されています。 人は歳を取ると細かい動きが不得意になります。とくに手先の震えは老… この記事を読む
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「根気」を生み出す脳内メカニズムとは? – 腹側海馬の神経活動から探る

「やる気」と「根気」 私たちはよりよい生活を営もうと目標をもち、その目標の達成に向けて行動します。目標を達成するための行動を「意欲行動」と呼び、意欲行動を成功に導くためには「やる気」と「根気」が必要で… この記事を読む