星はどのように形成されたのか?ーハワイ島マウナケア山頂付近にあるサブミリ波望遠鏡でそのメカニズムに迫る!
アカデミストは、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」にて、星形成の起源に迫るプロジェクトを開始しました。
チャレンジャーは徳島大学教養教育院の古屋准教授です。古屋准教授は、星形成における磁場の役割の解明を目指した国際プロジェクト「BISTRO(B-fields In STar forming RegiOns)」の日本チームのまとめ役を務めています。
宇宙を漂う粒子たちは、たがいに重力を及ぼし合うためすこしずつ集まり、ほぼ球体のガス雲になります。そのガス雲は次第に回転し、回転軸の直交方向につぶれてホットケーキのような形の「原始惑星系円盤」を形成します。太陽系を含むすべての惑星系は、原始惑星系円盤から誕生したと考えられているのですが、必ずしもガス雲から惑星系が誕生したとは限りません。
古屋准教授は、ガス雲の運命を決めると言われている「磁場」に注目し、ハワイ島マウナケア山頂付近にあるサブミリ波望遠鏡で、そのメカニズムに迫ります。
クラウドファンディングで集めた研究費は、研究員をハワイ島へ派遣するための費用として使われる予定です。支援者へのリターンとして、「オリジナルポストカード(1,000円)」や「BISTRO-Jメンバーによる国立天文台見学ツアー(30,000円)」などが用意されています。
【募集期間】2016年4月5日〜2016年6月5日
【支援サイト】academist(アカデミスト)
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