コオロギ食は普及するのか?ーフタホシコオロギの大量飼育を目指した学術系クラウドファンディングプロジェクトが始動!
アカデミストは、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」にて、昆虫食の普及を目指したプロジェクトを開始しました。
チャレンジャーは、徳島大学生物資源産業学部の三戸准教授と農工商連携センターの渡辺助教(2016年3月)です。お二人はこれまでに、フタホシコオロギを用いた発生研究を行ってきました。
コオロギといっても、エンマコオロギやタンボコオロギなど、さまざまな種が存在します。現在主に海外で食用として養殖されているのは「ヨーロッパイエコオロギ」ですが、お二人は熱帯原産の「フタホシコオロギ」に注目しています。フタホシコオロギは体が大きいため、今回の研究で大量飼育に成功することができれば、食用利用の可能性が見えてきます。
クラウドファンディングで集めた研究費は、フタホシコオロギの大量飼育に使われる予定です。支援者へのリターンとして、「オリジナルコオロギパウダー(3,000円)」や「オリジナルコオロギ標本(30,000円)」などが用意されています。
【募集期間】2016年4月4日〜2016年5月31日
【支援サイト】academist(アカデミスト)
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