【月額支援型チャレンジャーpick up!】筑波大学・梅谷凌平さん
本連載では、academist Journal編集部が注目するacademistの月額支援型クラウドファンディングのチャレンジャーに、プロジェクトや研究の魅力について聞いていきます!
人間の協力の進化を紐解く研究に取り組む梅谷さんは、AIに組み込まれる規範の指針を示すことも見据えて実社会における協力行動を支えるメカニズムの解明に挑んでいます。
クラウドファンディング一問一答
——クラウドファンディングで募った支援金はどのような活動に利用していますか?
ありがたいことに、被験者実験の謝金など個別の研究プロジェクト案件の支出は共同研究者の方々に支えてもらっているため、支援金は専門書の購入など個人的な支出に充てています。
——プロジェクトページの活動報告欄では、いつもどのような内容について書いていますか?
学会発表や論文の公開があった際には、それについての解説を書いています。それ以外では専門分野の論文紹介を織り交ぜながら、研究分野の概要を解説しています。
——academistの月額型クラウドファンディングで継続的なサポートを受けることに対して、どのように感じていますか? また、ご自身の研究活動にどのような影響がありましたか?
支援金の獲得というよりは、サポーターがいるということを嬉しく思います。好きな研究を好き勝手やっているだけなのですが、やっているうちにより多くの人に知ってもらい、より多くの人にこの分野の問題について考えてもらいたいと思うようになりました。月額支援型クラウドファンディングでサポーターを獲得したことで、自分の研究を見ていただけているという嬉しさと緊張感を感じています。
——普段の研究活動のなかであなたがいちばん「楽しい」「テンションが上がる」瞬間はいつですか?
得たデータを統計解析にかけ、結果を見たときです。先人たちが積み上げてきた知見を踏まえて仮説を立て、それを検証するためにデータを取得し、解析にかける。その結果は、人類に新たに加わる真理です。それを人類で一番最初に目にする瞬間はなによりも興奮します。
——最後に、クラウドファンディングに対する意気込みやサポートを検討している方々へのメッセージをお願いします!
皆さまにもその興奮を分けることができるよう、面白い報告を心がけます。これからもどうぞよろしくお願いします!
▼梅谷凌平さんのプロジェクトはこちら▼
人間の「協力行動」を説明するメカニズム解明に挑む!
この記事を書いた人
- academist journal編集部です。クラウドファンディングに関することやイベント情報などをお届けします。