大気汚染はあっという間に地球全体に広がります。その速度は、南北方向であれば数ヶ月、東西方向であれば、たったの数週間で地球の裏側まで到達するといいます。大気汚染は日本国内だけの問題ではなく、地球全体の問題なのです。早稲田大学の大河内博教授は現在、富士山頂にて大気を採取し、そこに含まれる化学物質の濃度変化を測定することで、東アジアの大気汚染の現状にせまろうとしています。


富士山頂の測候所から、大気汚染物質の広がりの謎にせまる!

富士山頂で採取した環境試料に含まれる有害な重金属や有機化合物を分析するには、試薬を使って処理を行い、高額な分析装置を使用する必要がありますが、試料数が膨大なために分析装置の使用料、必要な試薬・高圧ガスに多大な費用がかかります。現在、これらの環境試料の分析を行うために必要な研究予算150万円が不足しており、すべての研究がストップする瀬戸際に瀕しています。そこで是非とも、皆さまからのご支援をいただき、採取したすべての試料の分析を進め、解析をしていきたいと考えています。

支援者の方々は、 「アースドクター」オリジナルタオル(5千円)、大河内教授のサイン付き著書『越境大気汚染の物理と化学』贈呈(3万円)、大河内教授案内による富士山麓ツアー(10万円)などのお礼を受け取ることができます。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

【募集期間】2017年11月10日〜2018年1月26日
【支援サイト】academist(アカデミスト)