細胞内に入り込んだ細菌が、気付けば細胞内に定着するようになる「細胞内共生」は、細胞の進化の原動力になっています。山口大学の藤島政博教授は、未だ明らかにされていない細胞内共生の成立機構をゾウリムシの一種であるミドリゾウリムシを用いて解明することを目指し、研究を進めています。

細胞内共生の模式図

これまでに藤島教授の研究チームは、ミドリゾウリムシの細胞から共生生物であるクロレラを除去した細胞と、ミドリゾウリムシから単離したクロレラとを混合し、細胞内共生の再成立を誘導することに成功しました。今回のプロジェクトでは、クロレラの共生によって発現が変化するミドリゾウリムシの主なタンパク質の抗体を作成し、ミドリゾウリムシ細胞内での抗原の存在場所と消長のタイミングを顕微鏡で調べ、抗原の機能を解明することを目指します。

だれもが一度は聞いたことのあるだろうゾウリムシの活躍に、ぜひご注目ください!

リターンには藤島先生による研究室ツアーも。

山口大学の公式プレスリリースはこちら

この記事を書いた人

academist journal 編集部
academist journal 編集部です。クラウドファンディングのリリース情報等を中心にお届けします。