Archives for 研究成果 - Page 6

研究成果

鉄表面の磁性をー原子層ごとに観測する技術 – 40年前に予言された「磁気フリーデル振動」をとらえた!

鉄の表面の磁性はどうなっているか? 磁石といえば多くの人が鉄を思い浮かべると思います。鉄は強磁性を示す代表的な金属であり、有史以来人類が磁石として利用してきたものです。ところが、鉄の表面付近で磁性がど… この記事を読む
研究成果

化学反応前後で高分子溶液の「反応流」はどう変化するか? – 反応系流体力学の確立を目指す

反応流とは? 化学反応を伴う気体や液体の流れを「反応流」と呼びますが、反応流は工業分野や環境中、生体内などの生活のいたるところで目にする現象です。たとえば、気体の反応流は燃焼に代表され、エンジン開発等… この記事を読む
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原子層結晶で電子スピンが現われる仕組みとは? – 超高分解能測定で探る

「原子層結晶」の特異な性質とは? 物質の厚さを原子レベルまで薄くすると、その性質はどのように変わるでしょうか? たとえば、グラファイトを原子1層まで薄くしたグラフェンでは、電子が高速移動できるようにな… この記事を読む
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身体の中の感覚に気づきやすい人は、表情模倣が起こりやすく他人の視線にも敏感か? – 内受容感覚と社会性の関係

身体の中の感覚に気づくことの役割 私たちは、「お腹が空いた」、「心臓がドキドキする」、「胃がムカムカする」など、身体の中の感覚を感じて日常を過ごしています。このような身体の中の感覚を「内受容感覚」と呼… この記事を読む
研究成果

ホタルの最初の祖先は、何色に光っていたのか? – 祖先配列復元で過去をカラフルに蘇らせる

失われた光を求めて 遠い古代の生きものはどんな姿でどんな生活をしていたのか? これはおそらく誰しも興味をそそられるトピックスでしょう。科学雑誌や映画やアニメのなかでも、不思議な姿の生物にあふれるカンブ… この記事を読む
研究成果

巨大ウイルスの祖先が、私たち真核生物に細胞核をもたらしたのかもしれない

真核生物はどう生まれたのか? 私たちのように、細胞の中に細胞核がある生物を「真核生物」といいますが、もともとは細胞核のない「原核生物」(今でいうバクテリアのような生物)から進化したものです。ところが、… この記事を読む
研究成果

ロボットやCGキャラクターからでも「人は褒められると伸びる」ことが明らかに!

人は他者から褒められると伸びる 「私、褒められると伸びるタイプなんです!」という言葉をよく耳にしますが、この言葉には、実は科学的な根拠があります。脳神経科学の先行研究によれば、人は他者から褒められたと… この記事を読む
研究成果

【2020年版】研究コラム 年間バズランキングTop10!

2020年は、各業界が新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた1年となりました。学術業界も例外ではなく、研究の進め方やスタイルなどを見直さなければならなくなってしまった研究者も多かったと思います。… この記事を読む
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動物はいつから眠るようになったのか? – 脳のないヒドラから睡眠の起源を探る

脳があるから眠るのか? 睡眠は私たちにとって欠かすことのできない生理現象のひとつです。生物は睡眠をとることで、身体を休養させ、心身のメンテナンスを行っています。睡眠不足になると、疲労が溜まり、考えがま… この記事を読む
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暗黒物質はアクシオンか? – ダークマター検出実験「XENON1T」と天体観測から検証する

ダークマターとは? ダークマターや暗黒物質という言葉をどこかで聞いたことがあると思います。ダークマターの日本語訳がそのまま暗黒物質ですが、日本ではカタカナでダークマターというのも一般的です。その名前の… この記事を読む