Archives for 研究成果 - Page 54

研究成果

原子間力顕微鏡で原子1個の電気陰性度を測定する!

電気陰性度とは? 2つの原子が化学結合を形成するとき、電子が互いに等しく共有される場合は「共有結合」、片方の原子からもう片方の原子へ完全に電子が移行する場合は「イオン結合」となります。一般的には、酸化… この記事を読む
研究成果

機械学習とビッグデータで、太陽フレアと宇宙天気を予測する!

宇宙の天気予報!? 太陽フレアが地球を襲ったらどうなるか? 今や天気予報は、世界の天気予報にとどまらず、宇宙の天気予報も毎日配信されているのをご存じでしょうか。地上と同じ晴れや曇りではありませんが、宇… この記事を読む
研究成果

隕石から最古の鉱物を新発見 – 新鉱物「ルービナイト」に刻まれた太陽系形成進化史

太陽系の形成進化過程で、溶融や分化を経験しなかった始原的隕石の中には、太陽系初期に形成した物質がそのまま保存されています。始原的隕石に含まれる太陽系最古の物質から新たに発見された鉱物には、太陽系誕生直… この記事を読む
研究成果

【特別寄稿】乾いても死なないクマムシの謎。その鍵を握るのは……?

よく聞かれる質問の中に「どうしてクマムシを研究しはじめたんですか?」というものがある。「そのクマムシ帽子はどうやって頭にくっついているんですか?」の次に、頻繁に聞かれる質問である。 クマムシの道に入っ… この記事を読む
研究成果

釣り人の写真は貴重な資料! – Web上の写真をもとに川魚ウグイの繁殖生態を明らかにする

生きものがどの場所でいつごろ繁殖するのか、モテるためにどのような工夫をしているのか、そして、それらが地域によってどう違うのかーーこれらを明らかにすることは、生きものの進化を探るうえでとても大事です。し… この記事を読む
研究成果

省エネ泳法で湖も川もスイスイ – 流れに応じて浮力と泳ぎ方を変える外来魚アメリカナマズ

近年、日本のいくつかの川や湖で、アメリカナマズと呼ばれる外来魚が増えつつあります。過去に養殖目的で輸入された個体の一部が野外に逃げ出し、定着したものと言われていますが、流れの速い日本の河川環境は、かれ… この記事を読む
研究成果

人と生物多様性が共存するには – 幼少期の自然体験と不快生物に対する受容性の関係

都会の人々は生きものが苦手? 皆さんは生きものが好きでしょうか、それとも苦手でしょうか? 近年、「生物多様性」は自然豊かな地域のみならず、都市においても野生動植物の保護や人々の生活の質の向上という観点… この記事を読む
研究成果

なぜ昆虫は飛べるのか? – 蚊の特殊な飛行メカニズムが明らかに

ここ数年、ドローンが非常に注目を集めてきました。ドローンが活躍する、我々のすぐ頭上の空間では、古来昆虫のような生物が繁栄してきました。彼らは巧みに翅を運動させ、翅の周りの気流によって生じる力を利用する… この記事を読む
研究成果

木登りカタツムリ「サッポロマイマイ」はなぜ木に登るのか?

出会い 「で〜んで〜んむ〜しむ〜しか〜たつ~むり~♪」でおなじみのカタツムリですが、みなさんは木の上に棲むカタツムリがいるのをご存じでしょうか? わたしは恥ずかしながら、そんなカタツムリがいることを少… この記事を読む
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導電性プラスチックでインフルエンザウイルスを計る – 将来、マスクをつけるだけで診断可能に!?

インフルエンザの診断 インフルエンザは、古くから人々にとって最も身近に存在するウイルス感染症のひとつでした。世界中で、毎年300万〜500万人が感染し、25万〜50万人が死亡するといわれています。家畜… この記事を読む