Archives for 研究成果 - Page 51

研究成果

“忘れ去られたアジリン”から高立体選択的にアジリジンを合成する!

アジリンとの出会い 私たちはこれまでに、ケトンまたはケトン由来のイミンであるケチミンに対する求核付加反応によって生じる不斉炭素の立体制御を目指して、日々研究を行ってきました。また、窒素を含む三員環化合… この記事を読む
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素敵な出会いを応援します – オスとメスが効率よく互いをさがす動き方とは?

犬も歩けば棒に当たるとあるように、生物にとって「動く」ことは、他の生物と出会うための重要なプロセスであることがわかります。では、出会いたい相手がどこにいるのかわからないときに、生物はどのように動けば、… この記事を読む
研究成果

理論と実験の両輪で、究極の理論を探索する – 高エネルギー加速器研究機構・後田裕教授

茨城県つくば市に拠点を置く高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、地下11mのトンネル内に設置された周長3kmほどのリングの内部で、高エネルギーの電子と陽電子を衝突させる「Belle 実験」を、19… この記事を読む
研究成果

ゲル成分でできた繭を作るカイコ – モンシロチョウが持つタンパク質をカイコの絹糸腺で発現

カイコとヒトの歴史 カイコ(Bombyx mori)という昆虫は、人類の歴史のなかで、人為淘汰の末にヒトが訓化してきたものであり、ヒトに寄り添って生きてきました。記録に残る時代にはすでに、カイコはヒト… この記事を読む
研究成果

霊長類の色覚進化の道筋を探って – 3色型色覚は顔色を見分けるのに適している?

3色型の色覚を持つ霊長類 ヒトを含む多くの霊長類は、眼球の網膜に3種類の錐体細胞を持っており、それぞれ光に対する波長感度が異なります。感受性が短波長側にある方から、S(short)、M(middle)… この記事を読む
研究成果

光を当てるとねじれ曲がる結晶 − 分子の反応を材料の動きへ

光に反応する分子 私たちには、なぜ身のまわりのものの色が見えるのでしょうか。それは、その物質を構成する分子が光を吸収しているからです。分子はその分子に特有の波長の光を吸収します。物質に吸収されなかった… この記事を読む
研究成果

「ロボットではなく、ロボットが成し遂げたことを見せろ!」- 東大・浦環名誉教授の研究哲学に迫る

  【academist挑戦中】「海底に突き刺さった潜水艦は伊58か?」 日本の海中ロボット研究の第一人者である東京大学の浦環(うら・たまき)名誉教授は、30年にわたって自律型海中ロボットの… この記事を読む
研究成果

影に引き寄せられる手 – 「からだ」はどのように自覚されるのか

影が象徴しているもの ここ最近で自分の影を自覚的に確認したのは、いつごろになるでしょうか。仮に、もう思い出せないほどの昔にさかのぼるようであれば、それは確認を怠っているからではなく、もう何年も前から"… この記事を読む
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メダカを絶滅の危機から救え! – 「東京めだか」を超低温保存細胞から復活

メダカが絶滅危惧種!? 「めだかの学校は川の中 そうっと覗いてみてごらん」という童謡を知らない人はいないでしょう。メダカは田んぼ、小川や池などで普通に見られ、日本人に最も親しまれている魚のひとつです。… この記事を読む
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富士山頂の大気中二酸化炭素濃度を7年間測定して明らかになったこと

大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の長期的な変動を理解するためには、人為的に排出されるCO2(工場や自動車から排出されるCO2)や、植生の呼吸によるCO2排出・光合成によるCO2吸収の影響をほとんど受け… この記事を読む