Tag archives for 生物物理学

研究コラム

生命の起源 – 原始的な複製体はいかに複雑化しうるのか?

自己(情報)の複製と生命の起源 生命の起源を考えるためには、まず生命とは何なのかを考えないといけません。この哲学的な問いに対する決まった答えはまだありませんが、我々が生命だと疑いなく認識できるものには… この記事を読む
研究コラム

“車輪細胞”見つけた! – 魚類皮膚の細胞が移動する原動力とは

車輪生物はなぜいない? 車輪は人間の最も優れた発明のひとつです。私たちは自転車、自動車、列車などを利用して、地表を自由に移動することができます。同じ距離を同じ時間をかけて自転車で移動するのとランニング… この記事を読む
研究コラム

外環境を感知してエネルギー源を切り替えるエコロジカルなナノモーター

くるくる回る細菌の運動器官 - べん毛 私たちの身の回りには、肉眼では見えない生物、「微生物」がありとあらゆる場所にいます。一般に微生物というと、近年多発する食中毒事件によって、「病原菌」のような悪い… この記事を読む
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神経細胞の軸索輸送は、たくさんの分子モーターで運ぶお神輿輸送だった!

軸索内の小胞輸送 私たちの体を構成している細胞の中では、人間社会のようにさまざまなタンパク質が役割分担して働いています。たとえば細胞内は道路である微小管が張り巡らされ交通網が発達しており、物質は小胞と… この記事を読む
研究コラム

拡散により植物モルフォゲンの濃度勾配ができる仕組み

魅力的な拡散-濃度勾配モデル 生きものが形づくられるとき、細胞は活発に分裂し、そして、さまざまな機能に特化していきます。その仕組みを総合的に理解しようとするのが発生学です。形そのものの美しさや、それを… この記事を読む
研究コラム

我々はどうやって青色を見ているのか? – 霊長類青センサータンパク質の構造解析

光と色 私たちが普段見ているすべての色は、「光の三原色」と呼ばれる青・緑・赤の3種類の光の組み合わせのパターンによって作られます。つまり、「光」は「色」の源なのですが、光がありさえすれば色が存在するわ… この記事を読む
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体内時計は冷やすとブランコになる – 物理学が明らかにする体内時計のとまりかた

リズムがあるのかないのか、それが問題だ 体内時計によって私たちは時計を見なくとも寝起きをすることができ、植物は決まった時間に花を咲かせることができたりします。このように体内時計のおかげでおこる約24時… この記事を読む
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細胞小器官の動きを理解する方法 – ゴルジ体の形成過程を物理で再現する

細胞の中の形 私たち人間を含め動物、植物、カビ、原生生物など目に見えるほとんどの生きものは真核生物に分類されます。真核生物は細胞の中に核を持つ生きものという意味ですが、この細胞(真核細胞)には核以外に… この記事を読む
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光エネルギー変換の新常識! – 光駆動2価多原子アニオン輸送体の発見とその分光特性

生物と光 地球上の生物は、直接あるいは間接的に太陽光エネルギーを利用して生命活動を営んでいます。たとえば、植物は光合成システムにより光エネルギーから有機物や酸素を産生し、自身の成長に利用するとともに、… この記事を読む
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生物にとって「温度」とは何なのか – 細胞1個の”アツい”熱の研究最前線

熱産生し「恒温」動物のようにふるまう魚 小中学校で、哺乳類や鳥類は自分の周りの環境によらず体温を一定に保つ恒温動物、魚類や両性類は周りの環境の温度によって体温が左右される変温動物、と習った人も多いので… この記事を読む
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