Tag archives for 生きもの

研究コラム

ハダカデバネズミの子育て – 働きネズミは女王の糞を食べて母性を獲得する

性的に未成熟な働きネズミの母性 ハダカデバネズミはその名のとおり、全身を覆う体毛がなく、発達した前歯を持つげっ歯類です。その前歯を使って、彼らは厳しい半乾燥地帯の地下にトンネルを掘り数十匹の群れで暮ら… この記事を読む
研究コラム

石垣島で線虫C. エレガンスの姉妹種を発見! – 新たなモデル生物がもたらす可能性

多様な線虫の世界 線虫という美しい生き物をご存知でしょうか? 細長く透き通ったちいさな動物で、土壌、水辺、深海など地球上のあらゆる場所で見つけることができます。線虫は地球上でもっとも成功した生物グルー… この記事を読む
研究コラム

魚類の雄親による子殺し – 雄は子の存在を消すことで内分泌的に求愛可能になる

親が子を食べる「フィリアルカニバリズム」 子を保護する親の目的は、子を外敵から守って生残を高めたり、給餌して発育を促進することです。しかし、子(卵)を保護する魚類の多くで、保護中の親が自分の子を食べる… この記事を読む
研究コラム

ベーリング島の固有種だと思われていた絶滅鳥類「メガネウ」の化石を日本で発見 – 絶滅したのは生き残りの個体群だった?

人類が絶滅させた鳥、メガネウ 人類の活動は、地球上に生息する多くの生物にさまざまな影響を与えてきましたが、その最も顕著な例は、ドードーやオオウミガラス、ステラーカイギュウなどに代表されるような、人類の… この記事を読む
研究コラム

旭川市に生息するカタツムリから新種の吸虫を発見! – 身近な環境に隠された生物多様性

カタツムリを中間宿主とする寄生虫 子どものころに一緒に遊んだカタツムリ、そういえば大人になってからは見かけないな……。そんなひっそり生きている動物の、さらに内部に暮らす「寄生虫」に焦点を当てた大人たち… この記事を読む
研究コラム

ナメクジの出現を予測する!- 市民科学と最新統計の融合

外来種問題は突然に 2014年7月某日、札幌市の円山原始林で私が出会ったのは、体長15cmもの巨大な豹柄のナメクジ、マダラコウラナメクジでした。私はそれを知っていました。過去に一度だけ、ドイツ・ドレス… この記事を読む
研究コラム

カイメンと共生する新属新種「テンプライソギンチャク」 – ミクロな世界の、ドでかい発見!

一つ・秘密だらけの「カイメン」「イソギンチャク」 みなさんは、「イソギンチャク」「カイメン」という生きものをご存知でしょうか? イソギンチャクは、クラゲやサンゴなどと同様に刺胞動物門に属す海産動物です… この記事を読む
研究コラム

「多様性」は集団の生産性や持続性に影響するか? – “おっとり型”と”せかせか型”のハエで検証

21世紀はまさに多様性社会であり、さまざまなところで個性や多様性、ダイバーシティーといった言葉を耳にします。社会のなかでの人の多様性の重要性が指摘されることはもちろん、味や香りのバリエーションが豊富な… この記事を読む
研究コラム

京都大学所有の無人島「畠島」での半世紀にわたるウニ類の継続調査からわかったこと

京都大学・畠島実験地 畠島は、紀伊半島の田辺湾に位置する京都大学瀬戸臨海実験所が管理する無人島です。島内には、岩礁・転石・砂泥地などの多様な底質が見られ、この島を一周するだけで田辺湾周辺の海岸生物相を… この記事を読む
インタビュー

巨大なナメクジWANTED! – 京大・宇高寛子助教が取り組む「ナメクジ捜査網」プロジェクト

一般市民が科学研究に参加・協力する「市民科学(シチズンサイエンス)」の取り組みが日本でも活発になってきている。academistおよびacademist Journalではこれまでに、雷雲に潜むガンマ… この記事を読む