Tag archives for 生きもの

研究コラム

チンパンジーの心のはたらき – 他者の怪我への情動的反応を探る

ヒト社会を支える「痛みへの共感」 他の人の痛みを目の当たりにしたとき、まるで自分も痛みを経験しているかのような感情を覚えることがあります。たとえばテレビのバラエティ番組で痛そうなハプニングの映像を観て… この記事を読む
研究コラム

ブリ類の性決定遺伝子を発見 – たった一塩基の差が性を決定する

「ホルモンが性を決定する」という仮説 ヒトの女性と男性は、その外見がしばしば大きく異なります。これらの違いの多くには、ステロイドホルモンが関係しています。卵巣から分泌される女性ホルモンが、女性のからだ… この記事を読む
インタビュー

DNAというものさしで生物種同士を比較する – 理化学研究所・工樂樹洋チームリーダーに聞く分子進化学者の役割とは

サメの知られざる進化の歴史を広く発信することを目指し、研究者やアーティストなどから構成されるチームがacademistのクラウドファンディングプロジェクト「系統樹マンダラをつくり、サメのカッコよさを広… この記事を読む
研究コラム

シカの個体数増加が川の生きものに与える影響とは – 10年におよぶ研究林の調査データから明らかにする

川に潜って生きものを見る 水中メガネをつけて川に潜ると、地上からは見えない生きものたちのさまざまな営みを見ることができます。人影に驚いて大きな岩の隙間に我先に隠れようとするウグイの群れ、コツコツと音を… この記事を読む
研究コラム

トリのクチバシの角質部はサンドイッチ構造をしていた!

クチバシってどんな動物が持っているどんな器官? クチバシとは、固い角質の鞘(さや)で口の骨を覆っている器官です。現生動物ではトリとカメがクチバシを持っており、摂食に使用しているほか、人間の手のように物… この記事を読む
研究コラム

カタツムリが語る森の歴史 – 北海道黒松内町のブナ林に残された、100年前の森林伐採の影響

現在は過去の上に 我々が生きる現在・未来は、過去の出来事を礎に成り立っています。壊滅したアイヌ文化のその先を見ることができぬように、絶滅したニホンオオカミの生態を二度と観ることができぬように、過去は現… この記事を読む
研究コラム

鳥の糞から柑橘類の葉へ – アゲハ幼虫の変身を制御する遺伝子の発見

アゲハチョウ幼虫の紋様は変化する アゲハチョウは私たちの身近で見られる蝶です。日本では、ナミアゲハ以外にもナガサキアゲハやクロアゲハなど10種類以上のアゲハチョウが知られていますが、その幼虫の多くは、… この記事を読む
研究コラム

マゼランペンギンのメスが多くストランディングする謎 – バイオロギングで明らかになった人為的影響の雌雄差

メスに偏ったストランディングの謎 マゼランペンギンは、南米のアルゼンチンからチリにかけての沿岸およびフォークランド諸島で繁殖しています。多くの鳥類は繁殖を終えると、環境の季節変化に応じて移動(渡り)し… この記事を読む
研究コラム

海ぶどうの形作りの謎に迫る – 全ゲノムの解読によって明らかになったこと

巨大単細胞生物 海ぶどうの形作り この地球上にはさまざまな形の生きものがあふれていますが、私たちの身の回りにも、まったく予想外の体の構造をしている生きものが存在していることをご存知でしょうか。沖縄県を… この記事を読む
研究コラム

卵が一斉に孵化できるのはなぜ? – カメムシの子が反応する意外な合図

卵の一斉孵化とは? 「孵化が一斉に起こる」と聞くと、たとえばカマキリの子が、卵のつまった「卵鞘(らんしょう)」から続々と現れる光景を思い浮かべるのではないでしょうか。カマキリのほかにも一斉に孵化する昆… この記事を読む