Tag archives for 天文学

研究コラム

雨が降れば、恐竜が大きくなる? – 恐竜の進化の引き金に影響したモンスーン

三畳紀は、恐竜や広義の哺乳類(哺乳形類)、魚竜や首長竜、カメ、トカゲなどが出現し、繁栄し始めた時代です。ただし、化石記録をみるとワニの系統(クルロタルシ類)が陸上生態系の主要な地位を占め、恐竜が多様化… この記事を読む
研究コラム

40億年前の火星の有機物を発見 – 最先端の分析技術で最古の火星史へ迫る

かつて火星は“生命の惑星”だったのか? 夜空を見上げると、赤く輝く火星の存在に気づくことがあると思います。遥か昔、この火星は赤くは見えなかったことをご存知でしょうか? 現在の火星は、地表の平均気温約-… この記事を読む
研究コラム

天王星は巨大衝突で横倒しになり、大蒸発の果てに小さな衛星群が残る – 新たな理論モデルの発見

太陽系の形成と惑星の自転 太陽系では、内側の軌道に岩石を主成分とした小型の地球型惑星(水星、金星、地球、火星)があり、その外側に水素・ヘリウムガスを主成分にした巨大な木星型惑星(木星、土星)、さらにそ… この記事を読む
研究コラム

なぜ土星には巨大衛星がひとつだけしか存在しないのか? – タイタンの出生にまつわる謎

惑星の周りのガス円盤 太陽のような恒星が誕生して間もないころには、余ったガスや塵がその周りを平たく回転しながら漂い、原始惑星系円盤を形成します。原始惑星系円盤の主成分は水素ガスで、その中にわずかに含ま… この記事を読む
研究コラム

巨大ガス惑星・木星の「屋根」 – 宇宙空間へつながる惑星の大気を探る

惑星の大気に「屋根」はない。それは、宇宙空間へ直接つながっている。 地球で暮らしていると、大気は表面にしっかりと結合して見えます。ときに大風が吹き大雨が降り、我々が吐き出させた二酸化炭素で温度が上昇し… この記事を読む
研究コラム

太陽系の果てに小天体の影を発見したのは、宮古島の小さな望遠鏡だった – 半径約1.3kmのカイパーベルト天体を初観測

星の光を瞬かせるものとは? 地上から見上げる夜空の星々は、きらきらと瞬いて見えます。これは小刻みに変化する地球の大気の揺らぎが、星の光を屈折させることで起こす明るさの変化に起因します。一方、星の光が地… この記事を読む
研究コラム

コーラス波がつくるオーロラの正体 – ジオスペースと極北の同時観測で「波動粒子相互作用発生域」を捉えた!

ジオスペースのコーラス波とは? 気象、通信、GPS衛星などの商用衛星が飛び交う静止軌道までの地球近傍宇宙のことを、「ジオスペース」と呼びます。ジオスペースは、人類の産業活動が宇宙圏に拡大していくなかで… この記事を読む
研究コラム

重力波天体と元素の起源 – 「キロノバ」の光に、天体観測とシミュレーションで迫る

重力波天体を探せ! 2015年、アメリカの重力波望遠鏡LIGOによって「重力波」が史上初めて直接検出されました。重力波は、重力をもつ物体が激しく動くことで時空の歪みが波のように伝わる現象で、1915年… この記事を読む
研究コラム

超新星爆発が明らかにした爆発直前の活発な星の姿 – 理論と観測の比較からわかったこと

大質量星の進化 現在の太陽は、中心部の水素をヘリウムに変える核反応で得られるエネルギーによって、自身を支え続けています。中心部分の水素がなくなってしまうと、核反応によるエネルギーが失われ、中心部が潰れ… この記事を読む
研究コラム

天の川銀河「巨大ガンマ線バブル」の謎に迫る – 1000万年前の大爆発をX線で検証

ほとんどの銀河の中心には巨大ブラックホールが潜んでおり、宇宙初期には非常に明るい特殊な銀河(クェーサーなどの活動銀河)が多数存在しました。天の川銀河の中心にも太陽の400万倍の質量を持つブラックホール… この記事を読む