Tag archives for 脳科学 - Page 4

研究成果

脳の中の時計 – 錯覚で解明する時間知覚判断の注意と意思決定の右半球ネットワーク

「時間を感じる」とは? 一口に時間といっても数秒といった短いものから24時間、数日といった長いものまでさまざまな範囲があります。たとえば、24時間周期をもとにした時間サイクルは、概日リズムとして、睡眠… この記事を読む
研究成果

やる気が出ると目がさえる – モチベーションと睡眠覚醒の関係の謎を明らかに

退屈な講義や会議にでているとき、ついウトウトしがちです。逆に、車の運転中など何かに集中しているときや、気持ちが揺さぶられるような出来事があったときは眠気がなくなります。 私たちは日々の体験から、モチベ… この記事を読む
研究成果

重度のストレスで萎縮するのは感覚系の脳部位?!

ストレスと精神疾患の深くて微妙な関係 読者の皆さんのなかには、ストレスで精神的に辛い思いをしたという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? ストレスを受けて心の病にかかるという文脈は多くの方に… この記事を読む
研究成果

わたしたちはなぜエアコンをつけるのか? – 意識的な体温調節の仕組みを探る

体温調節には2種類ある 「体温調節」という言葉からみなさんは何を思い浮かべるでしょうか? 夏の暑い日に汗をかいたり、冬の寒い日に筋肉が震えたりするのを想像するかもしれません。こうした体の反応は「自律性… この記事を読む
研究成果

トラウマ記憶を弱めるには – マウスの記憶・睡眠研究から考えるPTSDケア

地震や性被害、虐待などにより心に深い傷を負うと、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症することがあります。PTSDの患者さんは、発症のきっかけとなったトラウマ記憶が、生活のあらゆる場面で突然蘇ったり… この記事を読む
研究成果

脳のなかの色、言葉のなかの色 – 「青々とした緑」という言葉のウラにあるもの

人が色を見るしくみを通して、脳について学ぶ 色は、人間が視覚から得られる情報のなかで最も基本的な要素のひとつです。目を開ければ当たり前のように得られる感覚ですが、実はその詳細な仕組みはまだよく解ってい… この記事を読む
研究成果

朝と夜では記憶力が変化する? – マウス実験で解明された記憶のメカニズムとは

ヒトを含むさまざまな動物は、睡眠・覚醒やホルモン分泌などの多くの生理機能が、一日のうちの時刻によって変化しています。このような変化は、体内時計(概日時計)が司っています。体内時計は個々の体内で、約24… この記事を読む
研究成果

“怖さ”をコントロールする脳活動 – 過剰な恐怖記憶を防ぐ脳内ブレーキメカニズムとは

  嫌な記憶 - 過ぎたるは猶及ばざるが如し 日常生活において、不快感や恐怖をもたらす出来事は私たちにとってストレスとなりますが、このような嫌な体験を記憶することによって、私たちは事前に危険… この記事を読む
研究成果

【連載】脳望遠鏡:Biology 5.0で脳に挑む(4)

* 連載目次はこちら 動物は、目という「望遠鏡」を持っています。特に、ヒトが外界から受け取っている情報の9割は、目からであると言われています。つまり、ヒトは 視覚を多用している動物と言えるでしょう。視… この記事を読む
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【連載】脳望遠鏡:Biology 5.0で脳に挑む(3)

* 連載目次はこちら 近代科学の父と言われるガリレオが使った望遠鏡は、星の光を肉眼で見る(検出する)というものでした。当時は写真撮影もなかったので、スケッチで記録されていました。一方、 最近チリに建設… この記事を読む