Tag archives for 生物学 - Page 21

研究成果

人と生物多様性が共存するには – 幼少期の自然体験と不快生物に対する受容性の関係

都会の人々は生きものが苦手? 皆さんは生きものが好きでしょうか、それとも苦手でしょうか? 近年、「生物多様性」は自然豊かな地域のみならず、都市においても野生動植物の保護や人々の生活の質の向上という観点… この記事を読む
研究成果

木登りカタツムリ「サッポロマイマイ」はなぜ木に登るのか?

出会い 「で〜んで〜んむ〜しむ〜しか〜たつ~むり~♪」でおなじみのカタツムリですが、みなさんは木の上に棲むカタツムリがいるのをご存じでしょうか? わたしは恥ずかしながら、そんなカタツムリがいることを少… この記事を読む
研究成果

緑藻の体内時計をリセットするメカニズム – 赤や紫の光情報を伝える因子CSLを発見

緑藻は植物? 動物? 池の水は緑色をしています。これは、緑藻と呼ばれる生物がたくさんいるからです。緑藻の多くは単細胞生物で、光合成をして生きています。その点では植物と言えます。しかし、多くの緑藻は鞭毛… この記事を読む
研究成果

深海に住む悪魔のサメ「ミツクリザメ」- その驚きの捕食方法「パチンコ式摂餌」とは?

サメの仲間は世界で500余種が知られ、浅海から深海、沿岸から沖合、海底から表層、そしてあるものは淡水域にまで侵入します。彼らは肉食性で、無脊椎動物や魚類を捕食し、時に哺乳類を襲うサメもいます。 ミツク… この記事を読む
お知らせ

地球外生命体を探れ! 惑星探査とクマムシ研究から見るアストロバイオロジー

4月11日、バイオテクノロジーのコミュニティ BioClubが主催するアストロバイオロジー(宇宙生物学)をテーマにしたイベント「BioClub Meetup Astrobiology 〜地球外生命体を… この記事を読む
研究成果

アスパラガスのよもやま話 – 性決定遺伝子の候補を中心に

アスパラガスの生態・雌雄性 食用アスパラガス(Asparagus officinalis)は寒冷地でも春先に収穫できる貴重な野菜です。食用アスパラガスは多年生作物であり、露地栽培においては、春に萌芽し… この記事を読む
研究成果

シロイヌナズナで高効率のゲノム編集を実現! – 植物科学を加速するカマイタチ・ベクターとは

私たちの研究室では、植物研究に最もよく使われるシロイヌナズナというモデル植物で、非常に高い効率でゲノム編集を行う分子ツールを開発しました。その名もカマイタチ・ベクター。ベクターとは小さいDNA断片で、… この記事を読む
研究成果

細胞膜内に存在する機能領域「ラフト」の正体に迫る

細胞膜はどのような構造をしているのでしょうか? 地球上のすべての細胞の細胞膜は2次元の液体です。細胞膜は、脂質とタンパク質からできていて、それらの分子は細胞膜の2次元液体中で熱運動して動き回っています… この記事を読む
研究成果

卵を守るオス – タガメの父親による卵保護行動はアリに対しても有効か?

昆虫の親による子の保護 私たちヒトを含む動物のなかには、子供を天敵から守ったり、餌を与えたりするような保護行動を示すものがいます。昆虫では、アリやハチのような真社会性に加え、一時的に卵や幼虫のみを保護… この記事を読む
研究成果

チンパンジーは「三にして立つ?」- 行動研究から示唆されるチンパンジーの栄養的自立の時期

旅行で訪れた異国の地で、現地の人びとと交流し、「こんな習慣があるのか」と驚いた経験が、みなさんにもあるかもしれません。たとえば挨拶ひとつとっても、ハグをされたりキスをされたりすると、日本で生まれ育った… この記事を読む