今回は、5月にスタートしたプロジェクトのうち、3件をまとめてご紹介いたします!

1.ヒトは火星に住めるのか?擬似環境のデータで探る!

アメリカのネバダ砂漠にある、火星を模した環境「MDRS」では、世界各国の研究者たちが2週間ずつ滞在し、火星に居住することを想定した研究を進めています。今回のプロジェクトは日本人が中心となり構成された「Team Asia」メンバー・岡本渉技師の取り組み。一緒に火星移住後の未来を考えてみませんか?

2.文系学問は役に立たない?イェール報告の解釈を再考する!

人が教え、人が育つという教育の本質はまさに「人」にある。「人から人へ紡がれるものだからこそ、その歴史を学ぶことに大きな意味がある」と語る原さん。今回のプロジェクトでは、アメリカの学士課程教育の考え方の前提にある「イェール報告」がこれまでどのように解釈されてきたのかを調べます。これからの大学教育を考える材料を提供したいという原さんの取り組みに、ぜひご注目ください!

3.アフリカの地で「伊万里焼」の輸出ルートを解明する!

中国と地中海世界の間の交易路である「シルクロード」に対して、陶磁器が運ばれた海の道を「セラミックロード」と呼びます。長崎大学の野上教授は、鎖国時代に長崎から世界各地に伊万里焼が輸出されていたのではないかという仮説を立て、世界各地からその証拠を見つけ、検証を進めてきました。今回のフィールドは、アフリカ。セラミックロードを描き出す野上教授の取り組みに、応援をよろしくお願いします!

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興味のあるプロジェクトはありましたか?5月はこれらのほかにも多くのプロジェクトを公開しました。ぜひ一度、クラウドファンディングサイトをご覧ください!