ペルー初の電波望遠鏡を稼働させ、星の成り立ちに迫る!- 衛星通信用アンテナを望遠鏡へと改造し、ペルー天文学の発展を目指す
アカデミストは、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」にて、新規プロジェクトを開始しました。今回の挑戦者は、 ペルー地球物理研究所天文学部の責任者をつとめるイシツカ・ ホセ博士です。
宇宙空間でどのように恒星がつくられているのか、 という謎にせまる研究が、今、世界中でつづけられています。 しかし、南半球にはまだ望遠鏡が少なく、 さらなる設備の充実が望まれています。イシツカ・ ホセ博士は現在、 使われなくなった衛星通信用アンテナを改造することで、 ペルー初となる電波望遠鏡を稼動させ、 恒星の成り立ちにせまろうとしています。
ペルーにて電波望遠鏡を立ち上げ、 世界の天文学に貢献するためには資金が必要となります。 第1目標(150万円)を達成した場合、 アンテナを設置した技術者を日本から招き、 電波望遠鏡を立ち上げる資金に利用する予定です。さらに、 第2目標として500万円を設定いたします。 第2目標を達成した場合、 この資金を電気代などの稼働費として用いることで、 電波望遠鏡を継続的に稼働することができるようになります。 そして、この継続的な観測によって星形成の謎に迫ることで、 論文化を目指します。
支援者の方々は、ペルー地球物理研究所 オリジナルTシャツ(5千円)、サイエンスカフェ参加権( 3万円)、天文台に名前を刻む(10万円) などのお礼を受け取ることができます。
【募集期間】2016年11月11日〜2017年2月2日
【支援サイト】academist(アカデミスト)
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