Archives for 研究成果 - Page 58
植物が緑になるか否かはどう決まる? – 根で葉緑体の発達をコントロールするしくみ
動物と植物の違いは? 動物と植物の違いはなんでしょうか? 小さな子どもに説明するなら、動き回ってなにか食べるのが動物、じっとしていて食べないのが植物、ということになるでしょう。ただ、サンゴのように動か… この記事を読む
細胞に生えている『毛』の先っぽがちぎれて飛んでいく!- 繊毛から放出される小胞のはたらきとは
からだの中は毛だらけ! 私たちヒトのからだはいろんな形やはたらきを持った細胞が集まってできています。そんな多様な細胞には、ほんの少しの例外を除いて小さな『毛』が1本生えています。この毛は『繊毛(より正… この記事を読む
私たちの世界の複雑性はどのように説明されるのか? – 物質の根源「クォーク」に潜むカオス
私たち人間の体や身のまわりにあるものすべて、そして宇宙に浮かぶ星々さえもクォークと呼ばれる素粒子で構成されています。このクォークは発見から数十年経ちます。その運動を記述する方程式もわかっています。静的… この記事を読む
世界で最も小さいものが見える顕微鏡 – 「水のチェーン」の構造が明らかに
世の中のあらゆる物質は、原子や分子が組み合わさってできていることはご存知と思います。では、その原子や分子の「1粒1粒」を実際に見たことはあるでしょうか? 原子の半径はナノメートル(100億分の1メート… この記事を読む
クォークの織りなす新奇な世界 – 新粒子候補テトラクォークZc(3900)の正体に迫る
2013年6月のことでした。日本のBelleグループと中国のBESIIIグループの2つの高エネルギー加速器実験グループから同時に、ハドロンと呼ばれる粒子のひとつとして、全く新しい粒子の存在を示唆する実… この記事を読む
単一ナノチューブではじめて超伝導特性を観測! – 前例のない特異な超伝導状態が実現
ナノチューブ - 10億分の1メートルスケールの円筒構造体 ナノチューブとは直径がナノ(10億分の1)メートルスケールの円筒形状の物質のことで、低次元ナノ構造体の一種です。有機物質からなる有機ナノチュ… この記事を読む
君も憧れのスーパードラマーになれる? – eラーニングは音楽の世界へ
パソコン、スマホ、タブレットの普及により、これらの機器を利用した学習が身近なものになっています。このような領域は教育工学という研究分野のひとつです。私たちの研究グループは、ICT(情報通信技術)を利用… この記事を読む
朝と夜では記憶力が変化する? – マウス実験で解明された記憶のメカニズムとは
ヒトを含むさまざまな動物は、睡眠・覚醒やホルモン分泌などの多くの生理機能が、一日のうちの時刻によって変化しています。このような変化は、体内時計(概日時計)が司っています。体内時計は個々の体内で、約24… この記事を読む
イモリの性フェロモンとは – “惚れ薬”の正体に迫る
有性生殖を行う動物の性行動で重要なのは、効率よく同種の異性を探索・識別して獲得することです。そのために動物たちは主に視覚や聴覚、嗅覚の情報を用いていますが、なかでも嗅覚はもっとも多くの動物種で利用され… この記事を読む
クワガタムシの発達した大顎を形作る遺伝子とは?
形態の多様性≒体サイズと部位サイズ比率の多様性 動物の形態は非常に多様です。ところが一口に「多様」とは言っているものの、動物の多くの分類群を見てみるとグループ内で共通のボディプラン(基本的な体の設計)… この記事を読む